菅平で「ラグビーサミット」が開かれました

ラグフェス菅平 ラグビーサミット「ラグビースクール指導者会議」に参加して
                                  
9月24日、少し寒いくらいの菅平が、これほどの子ども達の熱気と笑顔に包まれているとは思ってもいませんでした。
ヒーローズが主催する第一回ラグフェス菅平は、広大なグラウンドにイベントが目白押し。1000人を超える子ども達が、普段一緒にプレーしているチームの枠を飛び越え、大きな一つのワンチームとして、ラグビーを心から楽しんでいるように見えました。勝敗だけではないラグビーの価値がそこには確かにありました。
そして、私には子ども達をワンチームにし、ラグビーの価値を経験する機会を作った「大人達」に感謝の気持ちが込み上げてきました。
私はその日の夜に行われたラグビースクール指導者会議で「これからのラグビースクール」というテーマで講演、また指導者の方々と交流させていただきましたが、お一人お一人がラグビーの、また子ども達の未来を一生懸命に考え、あらゆる課題に向き合い、具体策に取り組んでいらっしゃいました。やはり、子ども達の笑顔は大人達に支えられていたのです。
私は最近、ラグビーの社会的価値を非常に強く感じています。ラグビーほど多様な要素で構成された複雑なスポーツはないからです。楽しいことも、苦しいことも、嬉しいことも、悔しいことも、様々な経験が子ども達を社会で活躍できる大人に育てていくのだと思います。ラグビーの価値は、ラグビーを引退した選手が社会で活躍することにより証明されるのです。
私もいつの間にか「大人」の立場になってしまいました。ラグビーに育てられたプライドとこれからの未来を担う子ども達のために、皆さんと志を一つにし、ラグビーファミリーであり続けたいと思いました。
第2回ラグフェス菅平が今からもう待ち遠しいです。

後藤翔太

関連記事