特派員報告:江東ラグビークラブ小池東京都知事を訪問

第14回リポビタンヒーローズカップ決勝大会から10日余り、大会を制した「江東ラグビーフットボールクラブ」の選手32名、海老原代表、安田小学生監督、吉川高学年カテゴリー・チーフコーチ、丸山事務局長の総勢36名。そして第14回リポビタンヒーローズカップ大野実行委員長と深尾コミッショナーが東京都庁に小池都知事を表敬訪問しました。
ほとんどが翌日から中学校となる選手。16時からの小池都知事との面会に備えて14時30分に集合し、都職員の先導により都庁7階のホール控え室で準備。入念なリハーサルを行って、緊張な面持ちで小池都知事との面談に臨みました。
16時に小池都知事がホールに入って来られ表敬訪問のセレモニーがスタート。
最初に大野実行委員長から都知事へ感謝の挨拶がありました。
「コロナ過の影響により延期という困難な大会ではありましたが、全国から280チームが参加し、決勝大会には16チーム中3チームが東京都のチームでした。私も多くの地方大会の会場に足を運びましたが、勝って喜ぶのではなく、対戦相手のチームへの思いやる気持ちがとても伝わってきて、グランドの外での選手たちの立ち居振る舞いに大きな感動をもらいました。激しいコンタクトを伴うラグビーを通して、自然と身に付けた精神を体現してくれたと思っています。今後も全国の小学生ラガーの成長できる大会として、多くの方に大会の素晴らしさを伝えていくことができればと思っています。本日はこのような貴重なお時間をいただいたことに感謝申し上げます」と感謝の辞を述べた。
 続いて安田小学生監督からのご挨拶。そして中川キャプテンからも「本日はありがとうございます。大会で優勝できたことはとても嬉しいです。決勝では対戦相手の鞘ヶ谷ラグビースクールに先制トライを奪われましたが、みんなとコミニュケーションを取ってひとつになって逆転することができました」と選手たちとのコミニュケーションの大事さと優勝の嬉しさを少し緊張しながらの挨拶でした。
そして、小池都知事からご挨拶をいただきました。
「黒と赤のジャージとソックスはいかにも強そうですね。全国280チームのトップに立ったこと、本当におめでとうございます。誇らしげな気持ちで報告をしてくださること嬉しく思います。コロナの影響で練習もままならいこともあったでしょうが、そういう中で鍛錬を重ねて、チームワークを練り上げてそれぞれ思いのある試合をされたと思います。ワールドカップが日本で開催されたこと皆さんにも刺激になって、ワールドカップに出場してくれるような選手に育ってくれることを心から期待をしています。周りの皆さんに支えられて日本一になったと思います。ワールドカップのレガシーとして東京都はTOKYO RUGBY MONTHを行っていますが、そちらにも参加していただいているとのことありがとうございます。これからも東京をスポーツでもっともっと一緒に盛り上げていきましょう。これからもラグビーを続けてください。ナンバーワンおめでとうございます」
そして小池知事より記念品の贈呈があり、中川キャプテンが受け取りました。また江東ラグビーフットボールクラブより小池都知事にキャップとボールが渡され、小池都知事を真ん中にして全員での記念撮影で表敬訪問は無事終了しました。
 知事がホールが退出された後、中川キャプテン、バイスキャプテンの住家選手、松村選手、ロペティ選手の4人がマスコミの囲み取材を受け、それぞれの大会の感想を記者の皆さんに話していました。やはり印象深い試合は、決勝で先制トライを奪われ逆転した鞘ヶ谷ラグビースクールの試合。そしてライバル京葉ラグビースクールとの激闘が特に印象に残ったようです。
控え室に戻ると、貴重な経験をした子供たちは緊張で疲れた様子でしたが。すぐ元気にはしゃいでいました。
多くの選手たちは江東ラグビーフットボールクラブの中学部でもラグビーを続けるとのこと。将来の日本代表、リーグONEで活躍する選手になってくれることを願っています。



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