ラグビーママ栄養バイブル⑪

【新生活にむけて今からできること】
 
2月も終わり、新学期まで残すところ1か月となりました。
サポートする選手の中にも、新学期から生活環境がガラリと変わる選手も多く、今から新生活に向けて一緒に準備を始めています。
 
特に今まで家族と一緒に暮らしていた選手が、親元を離れ寮生活や一人暮らしを始めるのはただでさえ不安が多く付きまといますよね。
それに加え、これまでお母さんの食事サポートがあったところから、食事の管理も全て自分で考えコンディションを上げていく術を身に付けることが必要になります。
 
慣れない生活に加え、今までよりもバランスの良くない食事・・疲れがたまり、リラックスできない日々が続くと当然ケガのリスクも上がっていきます。
新学期に生活環境が変わり、ケガをする選手は多いです。
 
離れて頑張るお子さんのために、3月中に身体の準備・これから始まる生活への準備が必要不可欠になります。
そこで、本日は離れて暮らすことになってもサポートできるちょっとした工夫をお伝えします。
 
 
① 調味料を体に負担のないものに揃える新生活で自炊をする選手には、毎日の少しづつの積み重ねから栄養をとってもらいたい、体に負担になることはできるだけ排除したい。
そこで事前に体に負担のかからない調味料をそろえておけば、必然的にこの問題が解消されます。裏の原材料表示を確認して、添加物の少ないものを選びましょう。特にさ・し・す・せ・そをそろえるだけでも安心ですね。
 
さ:砂糖
し:塩
す:酢
せ:醤油
そ:味噌
 
② 乾物やふりかけを揃える。料理が苦手でもちょい足しできる栄養価の高いものを常備しておけば、バランスを整えやすいです。寮生活でも活用できますね。
わかめなどはスープにちょこっといれるだけで、ミネラルが摂れますし、納豆ご飯に海苔を足すだけでも違いますね。
鰹節やサバ節の入ったふりかけなんかも、ちょい足しグッズとして重宝します。
この、ちょっとした工夫を自分でしているという意識が、コンディションを上げ維持するためには必要だと感じています。
乾物は日持ちするので、ストックしておくのがいいですね。
 
新学期に向け、もう動き出している選手はたくさんいます。
練習・トレーニングも大切ですが、生きる上での生活の土台を整えていいスタートが切れるように私たちもサポートに力が入ります。
選手生活も学生生活も楽しく充実したものにしてもらいたい、そんな気持ちでサポートさせてもらっています。
今できる準備をしっかり進め、いいスタートが切れるようにしていきましょう!
 
 
【喜多みのりプロフィール】
プロ〜小学生のサッカー、野球、ラグビー、陸上、ゴルフ、バスケ、ボクシング、審美系競技など様々な選手を東京・大阪を中心に全国でアスリートの目標達成を栄養面からサポート。
 
背を高くしたい・身体を大きくしたい・バテにくい身体を作りたい
アスリートのパフォーマンスUPのための考え方やコツを発信しています★ 
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