村上晃一著「ノーサイド」

11月下旬、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)が発売になります。
 
2021年1月3日、全国高校ラグビー大会準々決勝の東福岡と東海大大阪仰星の引き分け試合のことを書きました。
 
仰星の近藤キャプテンの「試合中にノーサイドが来ていた」という言葉が頭から離れず、なぜそんな気持ちになったのか、近藤君に聞いてみたいと思っていました。
 
さらに背景を知りたくて、仰星の湯浅監督、東福岡の藤田監督、永住キャプテン、そして当日の笛を吹いた佐々木レフリーにもお話を聞きました。
 
勝者も敗者もない、幸せな引き分けもある。試合までの過ごし方、試合中の変化、ノーサイド後の気持ち。そこにスポーツの価値が凝縮されています。当事者のお話を
聞いて、学ぶべきところがたくさんあると思いました。
 
できるだけ多くの人に読んでもらいたくて、2018年に書いた「ラグビーが教えてくれること」と同じように、小学生高学年向けにわかりやすい言葉を選んで書きました。大人の方にもぜひ読んでいただきたい内容です。
 
書き終えたとき、ふと思ったのは「これ、めちゃくちゃいいやん」です。自画自賛ですが、僕はまとめただけで、語り継ぐべき試合を作り上げたのは監督や選手たちで
す。ぜひ、ご一読ください。
 
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著者・村上晃一

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