ラグビーママの栄養バイブル⑤

第5回 『暑くなって食欲落ちてない??』

 

みなさんこんにちは
 アスリート個別栄養サポート喜多みのりです

 

暑くなってきて食が細くなってきた・・・
体を大きくしたいんだけど食が細くて・・・
と言うお声よく聞きます。

 

そんな方にぜひ見てほしい負のスパイラルにはまらないようにするためにできること
 お伝えしたいと思います

 

 

毎日のようにスポーツで汗を流す選手たち。
 肉体的な疲労に加えて、昨今は感染症の流行などで、精神面の疲れが溜まっている選手も多いのではないかと思います。
 


 本来疲労は、しっかりと栄養を摂り、一晩眠ることで回復。しかし、栄養も睡眠も十分に摂れているのに、疲れが取れない。朝、起きられないことがあります。その原因として考えられるのが「内臓疲労」です。


 

下記のような症状がある方は要注意です

 ☑︎とにかく疲れが取れない

☑︎朝が辛くて起きられない

☑︎コーヒーやチョコレートが手放せない

☑︎ストレスがかかると無性に甘いのもが食べたくなる

☑︎夕方から元気になってくる

☑︎集中力がない

☑︎どちらかというと低血圧

☑︎アレルギー症状が出やすい

☑︎睡眠時間は十分なのに疲れが取れない

 

運動強度・量ともに多くをこなすアスリートにとって、内臓疲労は起こしやすい。
 高強度の運動をこなすほど、体の炎症は起き、回復速度は遅くなるといわれています。

必要な時に必要な補給を行なっていないと、

 練習する▶️内臓疲労▶️消化力の低下▶️食べられない▶️ますます栄養不足に▶️より疲れていく

 という悪循環にはまっていくわけですね。

新学期が始まって数ヶ月が立ち、疲れも出てくる頃ではないでしょうか?
 さらに内臓疲労も相まって食べられなくなる。

 

これから夏本番を迎えようとしているこの時期、注意したいですね。

 

保護者の方は注意して観察してあげてください。
しっかり休息をとっても、朝起きられない、体がだるいというのは危険サインです。
 

アスリート個別栄養サポートにくる選手たちをみてても、最初このような体を自分でいじめてる状態のことが多くて。この根本的な部分を改善していくって本当に大事で、小手先の○g食べよ!!!みたいなのからやっても変わらないんですよね。内臓疲労起こしている選手ってすぐには変わらないしこれは時間がかかってきます。

選手たちもハードなトレーニングしているので検査とかをみていても炎症が起こっている状態でくる選手いっぱいいます。悪循環の入り口にいるわけですよね。

特に頑張りやさんの選手ほど内臓疲労を起こしやすいです。

ついつい頑張りすぎてしまうんですね。

 

内臓疲労はホルモンの低下により

 コーヒー、チョコレート、パン、アイス、スイーツ、ファーストフード、コーラ、清涼飲料水を好む傾向があります。

 これらはさらに内臓を刺激してしまいます。

 例えば…「朝は時間がないからコンビニで菓子パンとカフェラテで済ませる」「夜は決まって甘いものを食べる」なんていう方は要注意!!!

 3食以外に補食をしっかりとる

特に炭水化物は抜かないこと

 ただでさえ内臓疲労を起こしていると
 低血糖になりやすいので糖質オフにすると余計に悪循環です。

 炭水化物やたんぱく質などアスリートにはおなじみの補食以外にも

 ミネラル源である海藻やナッツ、果物など栄養価の高いものをとる

 調味料から変える、ミネラル補給をするというのもオススメです。

 ビタミンC補給にフルーツをこまめに取るのも良いですね。

朝昼夜、補食も含めてこまめな摂取を心がけましょう


内臓疲労は毎日の栄養の摂り方によって、和らげることができます。
 スポーツをするお子さんを持つ保護者の方は、お子さんの様子を観察し、食事を始め、不調にならない体作りをサポートしてみてはいかがでしょうか。きっとお子様のプレーの後押しになるはずです。

 共に世界一の笑顔の瞬間を作っていきましょう。

 

 【喜多みのりプロフィール】

プロ〜小学生のサッカー、野球、ラグビー、陸上、ゴルフ、バスケ、ボクシング、審美系競技など様々な選手を東京・大阪を中心に全国でアスリートの目標達成を栄養面からサポート。

 

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