ラグビーキッズ特派員報告「ヒーローズカップ東海北陸大会」

第15回大樹生命ヒーローズカップ東海北陸大会1stステージ
 
11月5日と6日の2日間にわたり岐阜県郡上市のまん真ん中広場において、第15回ヒーローズカップ東海北陸大会の1stステージが開催されました。
「まん真ん中」とは、1995年の国勢調査で日本の人口重心が郡上市の前身にあたる美並村にあったことを記念して、まん真ん中センターが建設されたことに由来しています。
日曜日は岐阜信長まつりのイベントで近隣にキムタクが来たため混雑があったものの、2日間とも雲一つない晴天に恵まれ、絶好の試合日和となりました。
 
東海北陸大会1stステージには28チームが参加し、9つのブロックからそれぞれ1チームが勝ち上がり、第2ステージに進出します。
1日目は12チーム4ブロック、2日目は16チーム5ブロックがそれぞれ熱い戦いを繰り広げました。
 
さて、1日目Aブロックは声を掛け合い、つなぐラグビーで一宮RSが四日市JRFC、可茂RSを下して進出を決めました。

Bブロックは桑名JRFCと浜名湖RS相手に、シャトルズRS刈谷が突破力のあるFWが三位一体で前進し、速いBKに展開して2試合ともトライを量産、圧倒的な点差で刈谷が勝利しました。

Cブロックは激戦区、上越WC魚津RSSの合同チームと関RSと伊賀良RSのブロック、スキルフルな関RSと伊賀良RSの決定戦となりました。ともにオフロードでつなぐチームですが、集散が速く低いディフェンスで凌いだ伊賀良RSが1本差で勝ち切りました。

Dブロックは豊橋RS、名古屋RS、岡崎RSの三つ巴、ともに大型選手を揃える名古屋RSと岡崎RSの決定戦となりました。ともに気合が入り、がっぷり四つの戦いとなりましたが、ハーフが翻弄し、ナイスタックルを連発した名古屋RSが勝利しました。
 
2日目Eブロックは愛西津島RS、金沢伏見RS、富山JRSのブロック、つなぐラグビーで金沢伏見を退けた愛西津島でしたが、前に出るアタックと走り切るランナーを擁する富山JRSが2勝し進出を決めました。

Fブロックは津高虎RS、大垣市RFS、豊田RSのブロック、アタック・ディフェンスともにしっかりと前に出て、スキルも意識も大人顔負けのプレーをする豊田RSが圧倒的なラグビーで2勝しました。

Gブロックは東海RS、鈴鹿RS、高岡JRFSとなみRSS合同チームの三つ巴、スキルフルな東海RSと鈴鹿RSの決定戦となりました。集散が速く走り切るランナーを複数擁する東海RSが勝利しました。

Hブロックは岐阜RS、各務原RS、ミドリRSのブロック、FWの前突進に加えて、走り切れる大型選手を揃えた岐阜RSが進出を決めました。

Iブロックは春日井RS、上郷RS、静岡RS、日進・長久手ERS合同チームの4チームによるトーナメント、小学生離れしたスピード・スキルを持つセンターを中心に走って当たるメンバーがトライを量産し、進出を決めました。
 
12月4日にまん真ん中広場で行われる2ndステージで3つのブロックで争われ、そこから3チームが横浜での決勝大会に進出します。

12月4日の東海北陸大会セカンドステージに進出するチームは、一宮RS、シャトルズRS刈谷、伊賀良RS、名古屋RS、富山RS、豊田RS、東海RS、岐阜RS、春日井RSの9チームです。

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