【インタビュー】社会で活躍するラガーマン 東大ラグビー部部長 青山和浩様~その4~


青山 
私の経験から言えば、ラグビーをやっていて良かったのは、勇気をもって挑戦することが経験できることだと思っています。練習も、試合中でも、大きい相手に対して勇気をもってタックルして倒すことがある。そういう経験をすると、勇気をもって挑戦すると良いことがあるという経験ができます。この経験は非常に重要で、練習でも、できないと思っていることを一生懸命頑張ってできるようになります。何事も勇気をもって挑戦することが大切。それを日々培える。与えてくれるのがラグビーだと思います。私もそういう経験をしながら、高校、大学、社会人を過ごしてきました。ラグビーを通じて、そういう経験を蓄積して、自分がやりたいことに勇気をもって挑戦してほしいと思います。その先にラグビーをして、勉強もしたいと思ったら、ぜひ東京大学に来て、ラグビーをしてください。勇気をもって挑戦する気持ちを最大限に発揮できる環境がありますから。ラグビーと勉強、両方頑張ってください。

─完─

青山和浩様
《プロフィール》
平成 元年(1989) 4月 三菱重工業株式会社 入社
鉄鋼事業部 横浜製作所 鉄鋼プラント部 プラント設計課 に勤務
平成 2年(1990) 3月 三菱重工業株式会社 退職
平成 2年(1990) 4月 東京大学 工学部 船舶工学科 助手 に採用,着任
平成 7年(1995) 11月 東京大学 工学部 船舶海洋工学科 専任講師
平成 9年(1997) 6月 東京大学大学院 工学系研究科 船舶海洋工学専攻 助教授
平成10年(1998) 3月~平成11年(1999) 1月 米国ミシガン州 ミシガン大学 客員研究員
平成19年(2007) 6月 東京大学大学院 工学系研究科 教授(環境海洋工学専攻)
平成20年(2008) 4月 東京大学大学院 工学系研究科 教授(システム創成学専攻)
平成31年(2019) 4月 東京大学大学院 工学系研究科 教授(人工物工学研究センター)
現在に至る
平成16年(2004) 4月 東京大学運動会 ラグビー部 部長


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