【インタビュー】社会で活躍するラガーマン (株)ニユートーキヨー 代表 森一憲様~その3~


村上  
現在、会社のリーダーとして心掛けていらっしゃることはありますか。


働いているスタッフを大切にして、自主性を重んじる。みんなの頑張りを大事にする。そして、何よりもスタッフを信頼するということだと思っています。

村上
これから会社の中で取り組んでいこうとしていることはありますか。


人手不足が深刻で、お店の運営もみんなが頑張らなければいけない状況です。コミュニケーションを密にしていかなくてはいけない。たとえば新入社員の皆さんは、いろんな店に配属になるので、なかなか集まることができない。自分だけの悩みを抱えることもあるでしょう。他のお店にいる仲間を話ができる機会を作っていきたいと思っています。それによって会社に好感をもち、仲間がいることを実感してもらえたら良いと思います。

村上
ラグビー界でやりたいことはありますか。


まずは、ラグビーワールドカップ日本大会を盛り上げたいです。みなさんにラグビーの良さを知っていただきたい。ラグビーはスポーツとしての楽しみだけではなく、選手の人間性を大切にするとか、考え方も特殊なスポーツだと思います。それを知ってほしいですね。

村上
ラグビーのプレーは続けているのですか。


年に一度だけ、成蹊のOBで試合をします。母校の当時の先輩後輩とプレーするのです。小学生の頃からラグビーをしてきて、いまが一番楽しいかもしれません。今年で最後だって言って、10年ほどになります(笑)。

村上
ワールドカップのチケットは取りましたか。


3試合確保できました。オーストラリア対ウェールズ、フランス対アルゼンチン、3位決定戦が抽選で当たりました! 一生に一度だと思って見に行きます。どちらの応援でもなく、雰囲気を楽しみに行きます。

村上
ラグビーを経験したことで、一番良かったことは何ですか。


本当の親友ができたということだと思います。本当にみんな仲が良い。毎月会って、いったい何を話しているのかと思うけど、ずっと話していますもんね。毎日、痛い思いしながらラグビーして、一緒に風呂入っていれば仲良くなりますよね。

村上
子供たちにラグビーをすすめるとしたら、それを話しますか。


いや、そのためにラグビーをしている人はいないでしょう。気が付いたらそうなっているということです。だから、ラグビーを楽しんでほしい。自然とコミュニケーション能力を学べるスポーツですから。それに、ラグビーは、どんなに運動神経が鈍くてもなんとかできるポジションがあります。僕は小学生の頃は、へなちょこで、小学校の持久走はいつもビリで、拍手で迎えられる人間だったし、野球はボールがバットに当たらなかった。でもラグビーをやっていれば持久走は早くなるし、ボールを持って寝ころがるのが上手であればチームの役に立つし、短距離が速くなくても活躍できる。高校、大学まで続けていけば、かならずできるポジションは見つかります。いまはラグビーに向いていないと思っていても、続けてみてほしいですね。
森一憲様
《プロフィール》
株式会社ニユートーキヨー 代表取締役社長
1968年、東京都生まれ。成蹊大学卒業後、三菱地所株式会社を経て、株式会社ニユートーキヨー入社。入社後は、ニユートーキヨーのノスタルジックな従来の伝統的なビヤホールを継承しつつ、新しい業態(「御影蔵(みかげくら)」「綴(つづり)」「五香路(ウーシャンルー)」等)の開発をてがける。創業家3代目社長。歴代社長としては7代目。
趣味は、ラグビー、マラソン。

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【インタビュー】社会で活躍するラガーマン (株)ニユートーキヨー 代表 森一憲様~その4~ 

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