熊本でラグビー体験会開催

2022年4月から、熊本県阿蘇郡小国町に移住され、地域おこし協力隊として赴任をされました西田雄吉さんがこの度小国町に於いてラグビークラブ「小国郷ラグビークラブsmilesスマイルズ」を設立されました。設立の経緯として、ご自身がラグビーを通じて多くの楽しい経験や、自身を大きく成長させてくれたことからその恩返しとして小国町の子供たちにラグビーボールを通じて笑顔を増やしたいとの想いからチーム名も「スマイルズ」として設立されました。今回、クラブの2回目の体験会が、7月9日(土)に旧北里小学校体育館で開催されました。
 先週の土曜日に開催された初回の体験会には子供たち8名が参加、今回は新しい参加者を迎え11名で開催されました。また、運営のお手伝いで大分の日田ラグビースクールからコーチの方と中学生5名、熊本県でレフリーとして活躍されている石田妃希さんが子供たちをサポートしました。
 
 初めて参加する子どもたちも会場の和やかな雰囲気になれ、最初のメニューのスキップから積極的に体を動かしていました。その後もステップを切って前進したり、片足ケンケンでウォーミングアップ。タグを腰につけて鬼ごっこでは取れたタグの多さを競い合う等、身体も十分温まって中盤のメニューへ。大きなバランスボールを使い二人でボールを挟んでの相撲ゲームでは、上半身と下半身をうまく使うことを楽しみながら覚えました。終盤ではタグラグビーからタッチラグビーを2チームに分かれて実施、楽しみながらスローフォワードのルールなど徐々に習得。ゲームが終わるころ子供たちはボールを要求する声が自発的に出たり、タッチした際にアピールをしたり、ボールを持って端から端まで走り回ったりと少しの時間で上達した様子でした。
 練習後は西田代表の「どれが一番楽しかった?」の問いかけに子どもたちは「鬼ごっこ」「ボールの押し合い」「タグラグビー」「全部楽しかった!」との声が聞かれました。最後にサポートしてくれたラグビースクールのコーチと中学生、石田さんに子供たち全員でお礼を述べて感謝を伝えました。
 準備段階から子供たちのために奔走され、体験会当日も万全の準備態勢で子どもたちを笑顔で迎え入れた西田代表、運営のサポートしていただいた日田ラグビースクールの皆様、石田さん、お疲れ様でした!
 
 1回目と2回目の体験を通じて、年少から小学5年生までのべ17名の子供たちが参加してくれました。来週からは毎週土曜日の9:00から小国小学校でクラブの活動が始まります。部員は随時募集中ですので興味がある方はぜひご参加ください!
問い合わせ・参加申込先は西田代表まで。
連絡先:080-9601-1318
メール:yukichi2135@icloud.com
 
 
体験会を開催された西田代表に今回もレポートを寄稿していただきましたので写真と合わせて以下ご紹介いたします。
 
【体験会レポート】
小国郷ラグビークラブ「スマイルズ」2回目の体験会。
先週とは違い、前日の大雨からグランドコンディション不良のため、旧北里小学校体育館で開催する運びとなった。
急遽場所の変更があり、人数が集まるか不安を抱えながら1人準備をしていると、1回目体験会参加のお友達が友達を連れてきてくれたり、まさかの前日偶然スーパーで会ったご家族の子どもが体験会に参加してくれた。
体験会1回目時より多い11人の参加者と6人の日田ラグビースクールからのサポートで、「タグ鬼ごっこ」・「バランスボール相撲」「タッチフット」形式の試合もできて、大満足の2時間だった。
阿蘇市からは女子レフリーとして活躍する石田妃希さんも参加してくれ、女の子をフォローしてくれた。
・中学生が小さい子どもに優しく教えている姿。
・つかまって、悔しくて泣いて立ち直って成功する。
・トライをとったらみんなで喜び合う。
・タグをとった後、優しく返してあげる。
そんな最高の場面に今日もたくさん出会えた。
子ども達が笛の音も聞こえないぐらい必死に試合をしている姿をみて、すごく感慨深く、ほっこりした気持ちになった。
ほんとやって良かった。
種を蒔いて芽を出せば、周りがたくさん応援してくれる。
もちろん大変なことも多いけど、今日一日の子どもたちの笑顔で一気に吹き飛ぶ。
これからも共感できる大人の方も巻き込んで、子ども達と一緒に一歩一歩前に進んでいきたい。
 
レッツゴースマイルズ


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