ラガールキャンプの中止が発表されました

毎年行われていた、小学6年生(一部5年生)の女子選手を対象とした「ラガールキャンプ」の今年の開催の中止がNPOヒーローズから発表されました。新型コロナウイルスのオミクロン株のまん延により「まん延防止等重点措置」を適用する都道府県が増える中での決定です。ラガールキャンプはNPOヒーローズ(林敏之会長)が主催する、小学6年生(5年生)のラグビースクールに所属する女子選手を対象にしたラグビー合宿です。過去には2018年2月に大阪市で東京都、神奈川県、宮城県、大阪府、兵庫県から59名の女子選手が集まり1泊2日の合宿を行いました。翌年の2019年には東大阪市の花園で九州の女子選手も加わり1泊2日の合宿を行いました。合宿では全体練習、地域別に分かれての試合が行われました。また、宿泊施設では食事の時の席が所属地域の選手がバラバラになり、かくし芸など出し物を披露し、参加者全員が仲良しになります。このキャンプの目的は小学校卒業時にラグビーから離れる女子選手にラグビーを続けてもらうため、同じ時間を過ごしてもらい仲良くなって皆なで仲間意識を持ってもらい帰って行ってもらう事です。実際に小学校卒業でラグビーから離れようと思っていた子が、このキャンプを機にラグビーを継続してくれている選手もいます。合宿に参加してくれるコーチ陣も大西将太郎さん、菊谷崇さん、大野均さんと言う豪華な布陣でした。ただ、新型コロナウイルスの影響を受け、2020年、2021年と2回の中止をして来ました。2022年の今回で3回目の中止となります。今回は3月19日~21日に釜石での開催を予定していましたが、開催中止が発表され残念です。今回も中止となりますが、新型コロナウイルスの影響を乗り越え、女子ラグビープレーヤーが増える事を願います。

関連記事