最後の5チームが決まる第14回ヒーローズカップ関東大会の組み合わせ

12月26日(日)に年内の最終戦が大宮けんぽグラウンドで行われます。この試合で第14回リポビタンヒーローズカップの決勝大会に出場する最後の5チームの枠が決まります。4日間に渡り開催された関東大会を勝ち抜いた15チームが5つのプールに分かれて決勝大会進出の5チームを決めます。14日の夜にオンラインで行われたチーム代表者会議で次の組み合わせが抽選で決まりました。プール1には柏ラグビースクール、京葉ラグビーフットボールクラブ、伊勢崎ラグビースクールの3スクールとなりました。柏は12月4日新砂会場で行われたリーグ戦で練馬には1トライ差ではありましたが3戦全勝で通過、決定戦ではリーグ戦2位通過のすみだを50-0で破りセカンドステージへ進出。京葉は11月27日熊谷会場で行われたリーグ戦を難なく通過、リーグ戦2位の深谷も圧倒的勝利で優勝候補に名乗りをあげました。伊勢崎も熊谷会場でリーグ戦では深谷には1トライ差ではありましたが決定戦でリーグ2位の宇都宮に25-15で勝利しました。京葉に柏、伊勢崎が挑む形になります。プール2には鎌倉ラグビースクール、武蔵野ラグビースクール、世田谷区ラグビースクールの名門3スクールが入りました。鎌倉は11月23日相模原会場のリーグ戦で麻生、茅ヶ崎、小田原、決定戦でグリーンに圧勝、日頃近いエリアで切磋琢磨しているチームを破ってのセカンドステージ進出です。武蔵野はリーグ戦で世田谷に敗れリーグ戦2位として市川と対戦、何と10-10の引き分けとなりました。抽選によりセカンドステージに武蔵野が進出しました。抽選で次戦に進出できなかった市川のキャプテンの態度が立派だった事は特筆しておきます。世田谷はヒーローズカップ決勝大会の常連で優勝経験もあり、川崎に1トライを取られただけでリーグ、決定戦の試合は0封で勝ち上がりました。プール3は横浜ラグビースクール、藤沢ラグビースクール、江東ラグビースクールと強豪がそろいました。横浜はリーグ戦で都留・甲府の合同チームに15-15に引き分けがありましたが、選手の入替も大胆に行い余力を残しいる感じで決定戦ではリーグ2位の茅ヶ崎に60-0の試合をしました。藤沢は予選リーグが横浜と同組で2勝1敗でリーグ2位として1位のR&Bと対戦、勝利してセカンドステージ進出を決めています。江東は八王子に3トライを許しましたが、あとは安定したディフェンスで駒を進めました。横浜か江東、どちらが決勝に進むか目が離せません。プール4は葛飾ラグビースクール、杉並少年ラグビースクール、常総ジュニアラグビーフットボールクラブの3チームです。葛飾はリーグ戦ですみだ、海老名を圧倒して決定戦に進みますがリーグ2位の練馬に1トライ差の勝利、練馬はリーグ戦、決定戦ともに1トライに泣きました。杉並は強力ディフェンスで4試合を安定したゲームでセカンドステージ進出。常総はリーグ戦で宇都宮に苦しめられますが決定戦ではリーグ2位の渋川に40-10の勝利でセカンドステージ進出です。そしてプール5には水戸市ラグビースクール、しながわバンブーラグビークラブ、浦和ラグビースクールの3チームが5番目の代表を競います。水戸市は予選リーグで1位通過の京葉に35-10で敗れリーグ2位として1位のトリニタスと対戦、25-0で勝利しセカンドステージに進出しました。しながわはリーグ戦を2勝で突破、リーグ戦2位ながら強敵ワセダに決定戦で勝利します。浦和は11月14の大宮会場でリーグ戦で江戸川、日立に2勝、決定戦でかえでに45-15の勝利でセカンドステージ進出を決めました。以上が5プールの組み合わせになります。京葉の前評判はうなぎ登りです。世田谷、横浜、江東が続くか、鎌倉もどこまでチームを作ってくるか、プール4はどこが抜け出るのか予想もできない試合になりそうです。プール5も力の拮抗したチーム、5つのプールから決勝大会に進出するのは5チームです。決勝大会には八尾ラグビースクールや兵庫県ラグビースクールと強力チームが揃う関西勢が既に名乗りをあげています。決勝大会は来年の1月29日、30日、横浜市ニッサンスタジアムで開催されます。関東代表となる5チームにはホームとなる試合会場での活躍に期待します。

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