ラグビーワールドカップ2019を機に千歳に誕生したRS
日本で行われたラグビーワールドカップ(RWC)の盛り上がりは、日本全国のラグビースクールの生徒数を増やしました。開催地となった北海道では大会を機に誕生したラグビースクールもあります。千歳ラグビースクールは、まさに大会開催中だった2019年9月29日創設されました。8名でスタートし、2020年4月には50名を超え、現在は83名と右肩上がりに生徒数が増えています。これもRWCのレガシーですね。スクールの校長であり、千歳ラグビーフットボール協会の理事長も務める佐藤雅敏さん(62歳)にお話を聞きました。
札幌でRWCの2試合が開催されると、
問い合わせの電話が次々にかかってきた
村上 佐藤さんのラグビーキャリアを聞かせてください。
佐藤 私は北海道の滝川で生まれ育ったのですが、自衛隊に少年自衛官という制度がありまして(現在は陸上自衛隊のみ存続)、中学を卒業して埼玉県の航空自衛隊熊谷基地に入隊しました。高校時代は自衛隊について学びながら通信教育(科学技術学園)で一般教養を勉強していました。その時に部活動でラグビーに出会ったのです。
村上 なぜ自衛隊に入隊されたのですか。
佐藤 私は5人兄弟の末っ子で父は海軍でした。その影響で姉が陸上自衛官になり、兄は海上自衛官で、私も入隊したわけです。1年生は12名部屋で生活するのですが、最初の1か月間は指導のために3年生が一人起居をともにします。その先輩がラグビー部の人でした。私は体も小さく、体力もなくて、どうしようかと思ったのですが、その先輩が良い人だったのでラグビー部に入りました。練習についていけなくて大変でしたね。怪我が多くて練習は休みがちで、3年生の時にはマネージャーでした。4年目はどこかの部隊で実習なのですが、私は石川県の小松基地で飛行機の整備をすることになりました。そこにもラグビー部がありました。当時は、陸・海・空ともに基地や部隊にラグビー部があって盛んでしたね。その後、千歳基地で航空機整備の任務に就きました。平成25年1月で定年になり、今は民間の会社におります。
村上 千歳ラグビースクール(RS)を作られたのは2019年ですよね。それまではラグビーにはどうかかわっていたのですか。
佐藤 千歳基地で長らくプレーし、コーチ、監督も務めました。並行して千歳ラグビー協会の理事になり、現在は理事長です。千歳協会の中に昔は9チームありましたが、今は4チームしかありません。千歳RS以外は社会人のクラブでその一つは航空自衛隊のチームです。
村上 なぜ、千歳RSを作ることになったのですか。
佐藤 協会理事をしていたときに何度かRSを作りましょうという提案はしていましたが、自衛官は外出制限などもあり、コーチが揃えられずに断念しました。定年してから時間の融通が利くようになり、北海道でラグビーワールドカップ(RWC)が開催されることが決まり、僕のいた航空自衛隊ラグビー部の若い自衛官からRWCを機に千歳にRSを作りましょうという相談を受けたのです。
村上 そこで決断されたわけですね。
佐藤 人を集めて設立することになったのが2019年2月です。4月からコーチを募集し、5月から8月まで体験会を何度も開催し、9月に設立しました。最初は生徒8名(年中から小学6年生)と少なかったのですが、9月21日、22日に札幌でRWCの試合が開催されると、どんどん電話がかかってきました。10月下旬には40名くらいになりました。ところが、2020年2月以降、コロナ禍で活動が制限されることになり、活動ができてもコンタクト練習ができず、大会も中止になり、特に高学年はかわいそうでした。
村上 2019年にラグビースクールが生まれたというのは、北海道でRWCが開催されたレガシーですね。
佐藤 もし、RWCが開催されなくても設立はできたかもしれません。しかし、ラグビーを広めるのが難しかったと思います。一気に多くの人にラグビーの認知度が高まったというのはRWC開催のおかげですね。
大切なのはラグビーの楽しさを伝えること
たくさんの人にラグビーを好きになってもらいたい
村上 チームのモットーは何ですか。
佐藤 決まった言葉を作っているわけではありませんが、ラグビーの楽しさを伝えるのが一番の目的です。楽しくなったら上達もするし、自然にいろんなことを覚えていくと思います。
村上 ラグビーを通じてどんなことを子どもたちに伝えたいですか。
佐藤 ラグビーに出会って私が体験したのは、相手をリスペクトすること、リスペクトされることです。体の小さな自分でもできたように、適材適所でプレーするポジションがあり、そこで自分の役割を果たすことによって仲間から認められる。そういう人間関係の形成ができるのです。尊重し合える友だちができるという良さを感じ、わかってもらえるといいなと思っています。
村上 2019年のRWCは、佐藤さんのおっしゃるラグビー文化の良い面を選手たちが表現してくれましたね。
佐藤 それは嬉しかったですね。私たちが保護者の皆さんに一生懸命説明するよりも伝わりましたよね。テレビで日本代表のドキュメンタリーとか裏話が語られたことで、「ラグビーっていいですね」とわかってもらえた。すごくありがたかったです。
村上 佐藤さんは「スポーツをする上で、それぞれの子の成長過程での土台作りをやってあげられる場所にしたい」とも話していますね。
佐藤 千歳の子どもたちの多くが小学校の授業でスピードスケートをします。少年団もあり、私の息子が入ったとき、コーチをしていたことがあります。その時思ったのですが、ヨーイドン!で競争すれば、運動神経がよくて、体の大きな子が勝ちます。だから私は、体の小さい子の保護者には、こう言っていました。「これから体は大きくなるし、お子さんはまだスタートラインに立っていませんよ」と。子どもたちは、気持ちや体が備わって初めて勝負しようと思えるようになります。それまではその子に合った指導をしながら、勝負しようと思ったときに選ぶスポーツの中にラグビーがあったら良いなと思っています。
村上 コーチ陣は航空自衛隊の方が多いようですね。
佐藤 10名くらいいますね。陸上の自衛官もいます。38名中20名くらい自衛官です。
村上 スカイ・ファイターズ・ジュニアという愛称は自衛隊にちなんでいるのですか。
佐藤 千歳ラグビー協会で、35歳以上など大人の大会をするときに、千歳の選抜チームを作っています。その名前が、千歳スカイファイターズという名前なんです。正式名称は千歳RSですが、試合に出るときは、千歳スカイ・ファイターズ・ジュニアがいいのではないかという話になりました。ただし、コロナ禍でまだ大会には出場できていません。
村上 現在生徒数が83名というのは、ラグビーチームが少ない千歳市では多いですね。
佐藤 隣の恵庭市からも参加していただいています。苫小牧の方もいます。札幌圏内にはRSが3つありますが、そこまで行くのは遠い人が千歳に来ますね。
村上 短い期間ではありますが、印象的な子はいましたか。
佐藤 幼児でお父さん、お母さんから離れない子がいましたが、一年たつと積極的に前に出てくるようになりました。初めて来た子に教えてたあげたり、話しかけたりするのを見ると、成長を感じますね。
村上 佐藤さんは今後、ラグビー界にどう貢献していきたいですか。
佐藤 私は自分でも不惑で試合をしていますし、レフリーも続けています。いまやっている子どもたち、保護者の皆さんが、ラグビーが楽しいことをわかってくれたら、ラグビーをプレーしなくても試合を見に行くなど、いろんな形でラグビーに親しんでもらえると思います。卒業生が高校、大学で活躍してくれたら嬉しいですけど、それはそのカテゴリーの指導者の方々にお任せするとして、中学3年生まではとにかくラグビーを続けてもらって、保護者の皆さんにもラグビーに興味を持っていただき、ずっとラグビーに関わってくれる人を増やしていきたいですね。
ラグビーキッズ
ラグビースクールネットワークインフォメーション(ラグネット)
アンケート
1、ラグビースクールの名前
千歳ラグビースクール「スカイ・ファイターズ ジュニア」
2、シンボル・ユニフォーム・エンブレム
3、代表者名
スクール校長 佐藤 雅敏
4、住所・連絡先・担当者等入校希望者や問い合わせ先
担当者:籾山 弘己
北海道恵庭市恵み野北7丁目11-7
携帯:090-1384-4784
メールアドレス:cts.rugby2019@gmail.com
Facebook:千歳ラグビースクール
5、活動場所・練習場所
パナソニック千歳工場グラウンド及び千歳市青葉ラグビー場
6、練習場所は天然芝、人工芝、土等
パナソニック千歳工場グラウンド(天然芝)
千歳市青葉ラグビー場(天然芝)
7、活動時間、スケジュール、年間スケジュール等
※基本は毎週土曜日、土曜日に参加できない生徒の補備日として日曜日実施
屋外練習
5月第2週~10月第1週
土曜日:09:30~12:30
日曜日:09:00~12:00
パナソニック千歳工場グラウンド
及び千歳市青葉ラグビー場
屋内練習
10月第2週~4月下旬
土曜日:09:00~15:00
日曜日:09:00~12:00
小学校体育館及び
コミュニティーセンター等
大会等
4月 北海道新聞杯タグラグビー北海道大会
7月 北海道ラグビーフェスティバル
8月 北海道体育文化協会杯
9月 北海道スクール大会
9月 千歳市ラグビーフェスティバル
10月 なのはなカップ(タグ)
11月 サントリーカップ札幌支部予選
1月 サントリーカップ北海道大会
2月 雪中運動会、雪中ラグビー大会
3月 タグ&タッチラグビー部内マッチ
3月 北海道新聞杯タグラグビー大会札幌支部予選
8、入会費・会費・用具費用等、活動に必要なもの
年会費(保険料、協会登録料及び大会参加料含む。)
小学生以上:年間12,000円(1,000円/月)
幼 児:年間 6,000円(500円/月)
※兄弟・姉妹割引あり。
※練習参加回数が月1回以下の場合、その月の会費を半額返金
9、生徒人数・女子選手の構成比・外国人対応
幼児 20名(男子:19名、女子:1名)
低学年 37名(男子:35名、女子:2名)
高学年 22名(男子:21名、女子:1名)
中学生 4名(男子: 2名、女子:2名)
合計 83名(男子:77名、女子:6名 7.2%)
※外国人対応可
10、コーチ人数、氏名、経歴等
38名のコーチが在籍
・保護者コーチも多数在籍
・資格保有者 14名(A級:1名、B級:2名、スタート:11名)
11、モットー・大事にしていること・理念
ラグビーの楽しさを伝える。
12、特徴・全員試合出場など他のスクールとの違い
・勝敗にこだわらず、試合は機会均等で全員出場させる。
・ポジションは固定せず、各ポジションのスキルを習得させる。
13、歴史・活動実績
・2019年9月29日に創設し、8名で活動を開始
・RWCの影響も追い風になり、2020年4月には50名を超え、現在、83名で活動中
・2020年2月23日以降、新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置対象地域指定」により活動休止の時期が度々発生
・2020年、2021年と現時点まで各種大会すべて中止のため、未だ大会には参加していない。
14、指導方針・教育方針
・安全を最優先に怪我をさせないよう指導を行う。
・ルール、約束を守れる子供に育てる。
16、合宿・場所・期間・参加年齢等
例年8月頃の大会に合わせて実施予定(小学生以上)
※コロナウイルスのため、これまで未実施
17、ラグビー以外の行事
雪上運動会
18、他の習い事との掛け持ちが可能か・何人いるか
・特に制限していない。
・中学生は、部活動と掛け持ちしている。
・小学生は、他のスポーツ少年団又は習い事の掛け持ちをしている子供が多い。
19、保護者の活動への参加・サポート
・練習及びイベント時のお手伝い等
20、どんなスクールを目指すか(将来像)
「ラグビーは楽しい」という子供を沢山増やしたい。それと同時に、スポーツをする上で、その子その子の成長過程での土台作りをしっかりやってあげられる場所にしたい。
21、生徒にどんな大人になって欲しいか(教育観)
仲間を大切にし、他者をリスペクトできる大人になって欲しい。
22、プレースタイル
子供達が考え、チャレンジする。
23、交流する他のラグビースクール
江別ラグビースクール、札幌ラグビースクール、北海道バーバリアンズラグビースクール
24、交流するラグビー団体(学校・協会・トップリーグ等)
千歳市ラグビーフットボール協会
25、自由欄(付け加える事があれば)
千歳ラグビースクールでラグビーをやらせてみませんか。きっと夢中になれる素晴らしいスポーツです。まず、体験してみましょう!
日本で行われたラグビーワールドカップ(RWC)の盛り上がりは、日本全国のラグビースクールの生徒数を増やしました。開催地となった北海道では大会を機に誕生したラグビースクールもあります。千歳ラグビースクールは、まさに大会開催中だった2019年9月29日創設されました。8名でスタートし、2020年4月には50名を超え、現在は83名と右肩上がりに生徒数が増えています。これもRWCのレガシーですね。スクールの校長であり、千歳ラグビーフットボール協会の理事長も務める佐藤雅敏さん(62歳)にお話を聞きました。
札幌でRWCの2試合が開催されると、
問い合わせの電話が次々にかかってきた
村上 佐藤さんのラグビーキャリアを聞かせてください。
佐藤 私は北海道の滝川で生まれ育ったのですが、自衛隊に少年自衛官という制度がありまして(現在は陸上自衛隊のみ存続)、中学を卒業して埼玉県の航空自衛隊熊谷基地に入隊しました。高校時代は自衛隊について学びながら通信教育(科学技術学園)で一般教養を勉強していました。その時に部活動でラグビーに出会ったのです。
村上 なぜ自衛隊に入隊されたのですか。
佐藤 私は5人兄弟の末っ子で父は海軍でした。その影響で姉が陸上自衛官になり、兄は海上自衛官で、私も入隊したわけです。1年生は12名部屋で生活するのですが、最初の1か月間は指導のために3年生が一人起居をともにします。その先輩がラグビー部の人でした。私は体も小さく、体力もなくて、どうしようかと思ったのですが、その先輩が良い人だったのでラグビー部に入りました。練習についていけなくて大変でしたね。怪我が多くて練習は休みがちで、3年生の時にはマネージャーでした。4年目はどこかの部隊で実習なのですが、私は石川県の小松基地で飛行機の整備をすることになりました。そこにもラグビー部がありました。当時は、陸・海・空ともに基地や部隊にラグビー部があって盛んでしたね。その後、千歳基地で航空機整備の任務に就きました。平成25年1月で定年になり、今は民間の会社におります。
村上 千歳ラグビースクール(RS)を作られたのは2019年ですよね。それまではラグビーにはどうかかわっていたのですか。
佐藤 千歳基地で長らくプレーし、コーチ、監督も務めました。並行して千歳ラグビー協会の理事になり、現在は理事長です。千歳協会の中に昔は9チームありましたが、今は4チームしかありません。千歳RS以外は社会人のクラブでその一つは航空自衛隊のチームです。
村上 なぜ、千歳RSを作ることになったのですか。
佐藤 協会理事をしていたときに何度かRSを作りましょうという提案はしていましたが、自衛官は外出制限などもあり、コーチが揃えられずに断念しました。定年してから時間の融通が利くようになり、北海道でラグビーワールドカップ(RWC)が開催されることが決まり、僕のいた航空自衛隊ラグビー部の若い自衛官からRWCを機に千歳にRSを作りましょうという相談を受けたのです。
村上 そこで決断されたわけですね。
佐藤 人を集めて設立することになったのが2019年2月です。4月からコーチを募集し、5月から8月まで体験会を何度も開催し、9月に設立しました。最初は生徒8名(年中から小学6年生)と少なかったのですが、9月21日、22日に札幌でRWCの試合が開催されると、どんどん電話がかかってきました。10月下旬には40名くらいになりました。ところが、2020年2月以降、コロナ禍で活動が制限されることになり、活動ができてもコンタクト練習ができず、大会も中止になり、特に高学年はかわいそうでした。
村上 2019年にラグビースクールが生まれたというのは、北海道でRWCが開催されたレガシーですね。
佐藤 もし、RWCが開催されなくても設立はできたかもしれません。しかし、ラグビーを広めるのが難しかったと思います。一気に多くの人にラグビーの認知度が高まったというのはRWC開催のおかげですね。
大切なのはラグビーの楽しさを伝えること
たくさんの人にラグビーを好きになってもらいたい
村上 チームのモットーは何ですか。
佐藤 決まった言葉を作っているわけではありませんが、ラグビーの楽しさを伝えるのが一番の目的です。楽しくなったら上達もするし、自然にいろんなことを覚えていくと思います。
村上 ラグビーを通じてどんなことを子どもたちに伝えたいですか。
佐藤 ラグビーに出会って私が体験したのは、相手をリスペクトすること、リスペクトされることです。体の小さな自分でもできたように、適材適所でプレーするポジションがあり、そこで自分の役割を果たすことによって仲間から認められる。そういう人間関係の形成ができるのです。尊重し合える友だちができるという良さを感じ、わかってもらえるといいなと思っています。
村上 2019年のRWCは、佐藤さんのおっしゃるラグビー文化の良い面を選手たちが表現してくれましたね。
佐藤 それは嬉しかったですね。私たちが保護者の皆さんに一生懸命説明するよりも伝わりましたよね。テレビで日本代表のドキュメンタリーとか裏話が語られたことで、「ラグビーっていいですね」とわかってもらえた。すごくありがたかったです。
村上 佐藤さんは「スポーツをする上で、それぞれの子の成長過程での土台作りをやってあげられる場所にしたい」とも話していますね。
佐藤 千歳の子どもたちの多くが小学校の授業でスピードスケートをします。少年団もあり、私の息子が入ったとき、コーチをしていたことがあります。その時思ったのですが、ヨーイドン!で競争すれば、運動神経がよくて、体の大きな子が勝ちます。だから私は、体の小さい子の保護者には、こう言っていました。「これから体は大きくなるし、お子さんはまだスタートラインに立っていませんよ」と。子どもたちは、気持ちや体が備わって初めて勝負しようと思えるようになります。それまではその子に合った指導をしながら、勝負しようと思ったときに選ぶスポーツの中にラグビーがあったら良いなと思っています。
村上 コーチ陣は航空自衛隊の方が多いようですね。
佐藤 10名くらいいますね。陸上の自衛官もいます。38名中20名くらい自衛官です。
村上 スカイ・ファイターズ・ジュニアという愛称は自衛隊にちなんでいるのですか。
佐藤 千歳ラグビー協会で、35歳以上など大人の大会をするときに、千歳の選抜チームを作っています。その名前が、千歳スカイファイターズという名前なんです。正式名称は千歳RSですが、試合に出るときは、千歳スカイ・ファイターズ・ジュニアがいいのではないかという話になりました。ただし、コロナ禍でまだ大会には出場できていません。
村上 現在生徒数が83名というのは、ラグビーチームが少ない千歳市では多いですね。
佐藤 隣の恵庭市からも参加していただいています。苫小牧の方もいます。札幌圏内にはRSが3つありますが、そこまで行くのは遠い人が千歳に来ますね。
村上 短い期間ではありますが、印象的な子はいましたか。
佐藤 幼児でお父さん、お母さんから離れない子がいましたが、一年たつと積極的に前に出てくるようになりました。初めて来た子に教えて
村上 佐藤さんは今後、ラグビー界にどう貢献していきたいですか。
佐藤 私は自分でも不惑で試合をしていますし、レフリーも続けています。いまやっている子どもたち、保護者の皆さんが、ラグビーが楽しいことをわかってくれたら、ラグビーをプレーしなくても試合を見に行くなど、いろんな形でラグビーに親しんでもらえると思います。卒業生が高校、大学で活躍してくれたら嬉しいですけど、それはそのカテゴリーの指導者の方々にお任せするとして、中学3年生まではとにかくラグビーを続けてもらって、保護者の皆さんにもラグビーに興味を持っていただき、ずっとラグビーに関わってくれる人を増やしていきたいですね。
ラグビーキッズ
ラグビースクールネットワークインフォメーション(ラグネット)
アンケート
1、ラグビースクールの名前
千歳ラグビースクール「スカイ・ファイターズ ジュニア」
2、シンボル・ユニフォーム・エンブレム
3、代表者名
スクール校長 佐藤 雅敏
4、住所・連絡先・担当者等入校希望者や問い合わせ先
担当者:籾山 弘己
北海道恵庭市恵み野北7丁目11-7
携帯:090-1384-4784
メールアドレス:cts.rugby2019@gmail.com
Facebook:千歳ラグビースクール
5、活動場所・練習場所
パナソニック千歳工場グラウンド及び千歳市青葉ラグビー場
6、練習場所は天然芝、人工芝、土等
パナソニック千歳工場グラウンド(天然芝)
千歳市青葉ラグビー場(天然芝)
7、活動時間、スケジュール、年間スケジュール等
※基本は毎週土曜日、土曜日に参加できない生徒の補備日として日曜日実施
屋外練習
5月第2週~10月第1週
土曜日:09:30~12:30
日曜日:09:00~12:00
パナソニック千歳工場グラウンド
及び千歳市青葉ラグビー場
屋内練習
10月第2週~4月下旬
土曜日:09:00~15:00
日曜日:09:00~12:00
小学校体育館及び
コミュニティーセンター等
大会等
4月 北海道新聞杯タグラグビー北海道大会
7月 北海道ラグビーフェスティバル
8月 北海道体育文化協会杯
9月 北海道スクール大会
9月 千歳市ラグビーフェスティバル
10月 なのはなカップ(タグ)
11月 サントリーカップ札幌支部予選
1月 サントリーカップ北海道大会
2月 雪中運動会、雪中ラグビー大会
3月 タグ&タッチラグビー部内マッチ
3月 北海道新聞杯タグラグビー大会札幌支部予選
8、入会費・会費・用具費用等、活動に必要なもの
年会費(保険料、協会登録料及び大会参加料含む。)
小学生以上:年間12,000円(1,000円/月)
幼 児:年間 6,000円(500円/月)
※兄弟・姉妹割引あり。
※練習参加回数が月1回以下の場合、その月の会費を半額返金
9、生徒人数・女子選手の構成比・外国人対応
幼児 20名(男子:19名、女子:1名)
低学年 37名(男子:35名、女子:2名)
高学年 22名(男子:21名、女子:1名)
中学生 4名(男子: 2名、女子:2名)
合計 83名(男子:77名、女子:6名 7.2%)
※外国人対応可
10、コーチ人数、氏名、経歴等
38名のコーチが在籍
・保護者コーチも多数在籍
・資格保有者 14名(A級:1名、B級:2名、スタート:11名)
11、モットー・大事にしていること・理念
ラグビーの楽しさを伝える。
12、特徴・全員試合出場など他のスクールとの違い
・勝敗にこだわらず、試合は機会均等で全員出場させる。
・ポジションは固定せず、各ポジションのスキルを習得させる。
13、歴史・活動実績
・2019年9月29日に創設し、8名で活動を開始
・RWCの影響も追い風になり、2020年4月には50名を超え、現在、83名で活動中
・2020年2月23日以降、新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置対象地域指定」により活動休止の時期が度々発生
・2020年、2021年と現時点まで各種大会すべて中止のため、未だ大会には参加していない。
14、指導方針・教育方針
・安全を最優先に怪我をさせないよう指導を行う。
・ルール、約束を守れる子供に育てる。
16、合宿・場所・期間・参加年齢等
例年8月頃の大会に合わせて実施予定(小学生以上)
※コロナウイルスのため、これまで未実施
17、ラグビー以外の行事
雪上運動会
18、他の習い事との掛け持ちが可能か・何人いるか
・特に制限していない。
・中学生は、部活動と掛け持ちしている。
・小学生は、他のスポーツ少年団又は習い事の掛け持ちをしている子供が多い。
19、保護者の活動への参加・サポート
・練習及びイベント時のお手伝い等
20、どんなスクールを目指すか(将来像)
「ラグビーは楽しい」という子供を沢山増やしたい。それと同時に、スポーツをする上で、その子その子の成長過程での土台作りをしっかりやってあげられる場所にしたい。
21、生徒にどんな大人になって欲しいか(教育観)
仲間を大切にし、他者をリスペクトできる大人になって欲しい。
22、プレースタイル
子供達が考え、チャレンジする。
23、交流する他のラグビースクール
江別ラグビースクール、札幌ラグビースクール、北海道バーバリアンズラグビースクール
24、交流するラグビー団体(学校・協会・トップリーグ等)
千歳市ラグビーフットボール協会
25、自由欄(付け加える事があれば)
千歳ラグビースクールでラグビーをやらせてみませんか。きっと夢中になれる素晴らしいスポーツです。まず、体験してみましょう!