ラグビーキッズ特派員便り

14回リポビタンヒーローズカップ関東大会は1stステージが4会場、2ndステージ1会場の計5会場で開催されます。
 
その皮切りとして1114日に大宮けんぽグラウンドで開催されました。ここはグラウンドが何十面もある大変広大な土地なので、選手や保護者の導線確保、観戦場所、待機場所などを細かく分けてコロナ対策専門チームと共に対応をしていました。
 
来場された保護者の皆さんもガイドラインに沿って観戦していたので、大きなトラブルもなく運営ができていたと思います。

 
初冬の晴天、キリッと張りつめる空気のなか試合が始まります。
 
14チームがA,B,C,Eの4リーグに分かれてリーグ戦を行い、1位のチームと2位のチームが再度試合をして2ndステージ進出チームを決めます。つまり、2位のチームまで進出のチャンスがあるということです。

 
最高のコンディションのなか、どのチームもこの日のために練習を積み重ねてきて、随所に素晴らしいプレーが見られました。体の大きな選手が突進する迫力、逆に小さな選手が必死になって食らいつく。どの選手も真剣な眼差しでプレーしています。結果は得点という形で出るのですが、だからこそ真剣に闘ったこの経験は一生忘れることはないのでしょう。
また、サントリーサンゴリアスの木村貴大選手が観戦に来ていました。現役の選手にプレーを見てもらう選手たちも力が入った事でしょう。
 
会場には菊谷副実行委員長が来られていましたが、あと一歩のところで2ndステージ進出を逃したチームのキャプテンが泣きじゃくりながら記念のボールを取りに来る際、菊谷さんがギュっと抱きしめる姿が印象に残ります。この悔しさはきっと大きなバネになる事でしょう。
大宮けんぽグラウンドから関東大会第2ステージに進出したチームは、杉並少年ラグビースクール・しながわバンブーラグビークラブ・江東ラグビークラブ・浦和ラグビースクールの4つです。

関連記事