巨星逝く

2011年に日本ラグビーの歩みを記した823ページに渡る「日本ラグビー全史」(ベースボール・マガジン社)を出版された日比野弘元早稲田大学ラグビー部監督が14日に亡くなられました。日比野氏は早稲田大学ラグビー部監督を4度、8年間務め、日本選手権を1回、大学選手権を3回、対抗戦を4回制覇し、日本代表監督や日本協会副会長、名誉会長を歴任しました。現役時代はウイングとして活躍、日本代表キャップは3キャップ獲得しています。監督として臨んだ1983年のウェールズ遠征では松尾雄治キャプテン、故平尾誠二氏や東田哲也氏(同志社、ワールド、現楽天副部長)を擁した日本代表が24-29と敗れはしましたが、ウェールズを追い込んだ試合では、今でも語り草になるほどの好試合の指揮を取りました。ラグビーの指導者として第一線から退いた後も早大教授として学生の指導にあたりました。関わった人の名前を覚えるのが得意で、気さくにみんなに声をかける人だったそうです。晩年、早稲田ラグビー部関係者で日比野さんを囲む会が半年毎に開かれていました。ラグビー界への貢献は計り知れません。ご冥福をお祈りします。

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