ラグビーママの栄養バイブル④

第4回 【体を大きくしたい方必見!タンパク質だけ摂っていても体は大きくならない!?】

筋肉をつけたい!

もっと背を伸ばしたい!

というのはジュニアアスリートとセッションする際、比較的多く聞かれるお悩みです。

 

たくさん食べているのになかなか大きくならない・・・

食が細い・・・・

そんなお悩みを抱く方も多いのではないでしょうか? 

 

筋肉=タンパク質=プロテインを摂る

身長を伸ばす=牛乳を飲む

 

上記のようなことを深く考えずにやっていませんか??
 意外と遠回りだったり、危険な行為だったりします。

 

もしかして、たくさん食べているのになかなか大きくなれないのは

食べたものをうまく消化吸収できていないからなのかもしれません。

 

この、「うまく消化吸収する」ことができない原因として

・一つ目は多くのトレーニングを行うアスリート。体に炎症がたくさん起こっているにも関わらず、リカバリーがうまく行かずに内臓疲労が起こり、摂った栄養素を上手に消化吸収できないため 

・二つ目は栄養の吸収を阻害したり、成長に不必要な栄養素が多いため 

のふたつの原因が考えられます。

 

 

今回は一つ目の原因の内臓疲労について確認していきましょう。

日々多くのトレーニングを積んでいるアスリート。

体の中ではたくさんの炎症が起きている状態です。

 

補食をおろそかにしたり、

トレーニングに対してのリカバリーが追いついてないと

体はどんどん疲弊していきます。

 

食べたものを消化吸収していくのに必要な消化酵素や

成長には欠かせないホルモンを出すための

臓器がどんどん疲弊していきます。

 

そうすると

炭水化物やタンパク質を食べても食べても

ただ流れ出ていく・・・

食欲がなくなる・・・

食べることができない・・・ 

といった悪循環につながっていきます。

 

せっかく練習頑張っているのにもったいないですよね。

そんなことが思い当たる選手は

まずは 

・よく噛む

・胃腸の状態をよくする

・消化を助ける食材をとるなどできるだけ外から補う 

大根おろしや麹なんかも活躍してくれます。

ことを意識してみると良いかなと思います。

 

ただ食べているだけでは

なかなか大きくなれなかった選手も

・効率よく食事をする

・体の内側から改善する

ことで

半年で9kgも増えたり、

大きく成果を出している選手がたくさんいます。

 

本当にサポートしている選手たちをみてても自分で自分の体をいじめてる状態のことが多くて。この根本的な部分を改善していくって本当に大事で、小手先の○g食べよ!!!みたいなのからやっても変わらないんですよね。すぐには変わらないしこれは時間がかかってきます。


2つ目の吸収を阻害する食べ物や成長に不必要な栄養素のお話はまたご紹介していきたいと思います。

 

この食材だけを食べたら体が大きくなる!という食べ物はありません。

食べ物を食べて代謝するまでに多くのビタミンやミネラルが必要です。

糖質やタンパク質をとることに注力しがちですが、

ビタミンやミネラルもおろそかにせず、バランスよく食べていきましょう!

どんな風に食事に取り入れるか、おすすめの食べ方も今後お伝えしていくので、お楽しみにしていてください。

 

 

【喜多みのりプロフィール】

プロ〜小学生のサッカー、野球、ラグビー、陸上、ゴルフ、バスケ、ボクシング、審美系競技など様々な選手を東京・大阪を中心に全国でアスリートの目標達成を栄養面からサポート。

 

背を高くしたい・身体を大きくしたい・バテにくい身体を作りたい

アスリートのパフォーマンスUPのための考え方やコツを発信しています★ 

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