第3回 【最近練習についていけない・・・だるい？力が出ない？その原因は〇〇！】
みなさんこんにちは
アスリート個別栄養サポートの喜多みのりです
パフォーマンスUPのために激しい練習をしている皆さん
『朝起きられない』
『だるさが長引く』
『最近練習についていきにくい』
ということはないでしょうか？？
これあることが理由で起こっています。
私たち個別栄養サポートでは
検査を用いて
選手たちの細胞状態をのぞいていくのですが
朝起きられない
だるさが長引く
練習についていけない
と悩みを抱えて私たちのところに来る選手の
ほとんどが蓋をあけると
栄養素が不足しています。
特に『鉄』です。
貧血と聞くと、
女性が多く抱えている悩みのイメージですが、
男子ジュニアアスリートも貧血が原因で
パフォーマンスが上がらないことが多く見受けられます。
私も選手時代
当時このことを知らずに
『朝起きられない』
『追い込み練習についていけない』
『毎日疲れていて授業中寝ている・・・』
を繰り返していました。
今になると思い当たる節がありすぎて・・・・
食事で解決できることいっぱいあります。
今日はその辺りをお伝えしていきたいと思います。
なぜ貧血がスタミナ不足に感じるのか？
体が動くためには酸素が必要です。
その酸素を運ぶのが血液に含まれる赤血球の役割なのです。
ですから、貧血（血液中の赤血球が足りない状態）になると、
体に酸素が運ばれにくくなる。
体に酸素が運ばれないと、体をうまく動かせない。
その結果なかなか力が出ない、体力がもたない・・・
ではどうすれば改善していくのか？？
１つ目
ジュニアアスリートのみなさん
周りの目を気にして
お弁当を小さくしていませんか？？
あるある例は
貧血＝鉄分の摂取を頑張る選手が多いのですが
まず大事なことは
自分が必要な食事量がしっかりと取れているかどうかです。
何年も鉄分を薬で飲んでいた選手が
いよいよドクターストップになり
私の元へ駆け込んできたことがありました。
その選手、
なんとこの必要なエネルギー量を改善したことで
ドクターストップ解除どころか
２週間後の試合で自己ベストまで出たんです！
ほんと食事の力ってすごいですね。
練習をたくさんしたり
成長期であると
たくさんのエネルギー量と栄養素が必要になってきますので
食事として取れているかどうかを見直しましょう
２つ目
鉄分を多く取るということで
レバーも有名ですが
苦手な場合は
レバーは牛乳で臭みをとって
みじん切りにして
ハンバーグに隠したり
トマトとの相性が良いので
ミートソースに入れたりしてもわかりにくいです。
レバーが苦手な場合は
牛やマグロカツオなどの赤身のお魚や肉でとっていきましょう！
意外と振り返ってみると
食事が鶏に偏っていること多いので
ぜひ振り返ってみてください。
３つ目は組み合わせです。
鉄というのは
野菜や果物のビタミンCとも相性が良いので
お肉料理にパプリカを添えてみたり、
熱に強いビタミンCを含んでいるじゃが芋をソテーしたり。
食事の際にはフルーツや１００％のオレンジジュースをとるなど
効率的に鉄分を吸収させていきましょう！
他にも
鉄をプラスアルファする工夫として
鉄のフライパンや鉄玉子なんかを使っていっても良いですね。
体が変わるのには
血液状態が変わるまでに
３ヶ月はかかってきます
これから大事な試合があるという選手
今からコツコツを継続していきましょう
楽しむことも吸収率をあげていく
ポイントです！
夏場など汗をよくかく時期にこれからなってくると思いますが
汗から鉄分が出やすくなっていますので
合わせて気をつけてください。
今回は鉄をご紹介しましたが
バテる、という症状一つとっても
不足している栄養素は
みなさんそれぞれによって大きく異なります。
食事は意識して摂っているのだけど、
思うような体にならない、力が発揮できない・・・
もしかしたら、その不調は他に原因があるのかもしれません。
その場合は血液検査などから体の状態を知り、
効果的なアプローチをしていくことが近道かもしれませんね。
【喜多みのりプロフィール】
プロ〜小学生のサッカー、野球、ラグビー、陸上、ゴルフ、バスケ、ボクシング、審美系競技など様々な選手を東京・大阪を中心に全国でアスリート
目標達成を栄養面からサポート。
背を高くしたい・身体を大きくしたい・バテにくい身体を作りたい
アスリートのパフォーマンスUPのための考え方やコツを発信しています★
