ラグビーキッズ特派員レポートヒーローズカップ中国大会

◆第17回大樹生命ヒーローズカップ中国地区大会特派員レポート
 
第17回大樹生命ヒーローズカップ中国大会が、11月23日(土)穏やかな天気の中、広島県尾道市びんご運動公園シュートこざかなくん球技場で開催をしました。
中国大会には、広島県から8チーム・9スクール、山口県から4チーム・7スクール、岡山県から3チーム・4スクール、島根県から1チーム・1スクールの全16チーム、全21スクールが参加しました。
昨年までは倉敷の福田公園で開催されておりましたが、アクセスがよいびんご運動公園シュートこざかなくん球技場での初開催となり、事前準備をしっかりと行い、万全の体制で臨んだ大会は、運営役員、参加チームの皆さま方のご理解とご協力のお陰で、問題なく開催することができたことを嬉しく感じております。
試合は、4ブロック4チームごとのトーナメントグループで実施をし、各ブロックの1位通過と、4ブロックの決勝で敗戦した2位チームの中から得失点差で1チームがワイルドカードとして中四国大会へ進出することができます。
さて試合は、1ブロックと2ブロックは、縦に攻めるチームが多く、ディフェンスの強さが目立つ試合が多く感じられました。
その中でも、中四国大会へ進出を決めた、尾道RSと宇部・小野田RSは、アタックに勢いがあり、フォローも素早く、最後まであきらめず攻めていたのが印象的でした。
3ブロックと4ブロックは、パスで展開しながら繋ぐプレースタイルのチーム対戦となりました。各チームともディフェンスはよかったのですが、スピードに勝る津山・美作ジョイントチーム、東広島ジュニアRS、岡山RS、山口RSが決勝に進出し、ブレイクダウンがしっかりできていた、東広島ジュニアRSと山口RSが中四国大会への進出を決めました。
東広島ジュニアRSは、女子キヤプテンがしっかりとチームを纏め、ハイタックルなどもなくフェアプレーのチームでした。
一時は点が開いた展開になりましたが、最後まであきらめずにプレーをした岡山RSが、ワイルドカードを勝ち取り、中四国大会に進出することになりました。
中四国大会は、四国RS大会で進出を決めた、鳴門、徳島脇町、北条と、宇部・小野田、東広島、尾道、山口、岡山の8チームで、12月8日(日)愛媛県総合運動公園球技場で開催され、中四国から1チームが決勝大会へ進出します。
最後になりますが、中国大会当日、平谷尾道市長が観戦に来てくださり、いろいろとお話をさせていただきました。平谷市長は大学時代にラグビーをプレーしており、とても積極的に支援をしてくれております。
来年以降もびんご運動公園シュートこざかなくん球技場で中国大会が開催できるようにお願いをしました。
この地で、ラグビーを盛り上げ、「シュートこざかなくん球技場」ではなく、「トライこざかなくん球技場」にグラウンド名を変更できるように、アピールをしていきたいと思います。
ラグビーで尾道を盛り上げていきましょう。

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