第36回四国ラグビースクール大会が開催される
四国ラグビースクール大会は参加10スクールで徳島県の徳島市立球技場にて行われました。この大会は幼児から小学校5.6年まで参加する大会ですが12月8日愛媛にて行われるヒーローズカップ中四国大会にはこの中の高学年の試合から3チームが進出することになります。1スクールで2チーム出すところもあり、11チームがA、B、C、Dの4リーグに分かれて10分2試合を戦い、1位が代表決定の決勝トーナメント戦10分ハーフの試合に臨みます。
この会場は平成5年に東四国国体を契機に設置されたところ。よく整備された芝生が美しい。徳島市から車で西に25分ほどの山間にあります。また、主催されるのが四国ラグビースクール協議会、徳島県ラグビーフットボール協会ということで岡田協議会会長、県の小林会長、中田副会長、元木理事長など多くの方がお見えになりました。
この日は小雨が降るものの暖かく、グラウンドコンディションもよく子どもたちは元気いっぱい楽しみました。
さて、試合の方はAリーグは鳴門ラグビースクール、小松少年ラグビースクール、高松ラグビー少年団が対戦しました。縦の攻撃に強さを見せる鳴門が2試合とも7トライをあげ、ノートライに抑えるという安定感を見せました。小松はつなごうという意識が感じられました。高松は力強いランニングを見せていました。
Bリーグは徳島ラグビースクールA・脇町ラグビースクールの合同チーム、宇摩ラグビースクール、北条ラグビースクールBが対戦しましたが徳島・脇町が宇摩に20-0、北条Bに35-0と快勝しました。例年徳島は体の大きな選手が縦に突破していましたが、今年は小柄ながらもスピードある展開でWTBを走らせるスタイルでした。宇摩はスクラムからブラインドにまわるなど、工夫が見られました。北条Bもよく粘っていましたが2試合ともトライをあげることができませんでした。
Cリーグはさぬきラグビースクール、松山ラグビースクール、徳島ラグビースクールBが対戦しましたがさぬき対松山は大接戦。開始から押され気味であったさぬきが自陣から走って先制。3分を過ぎて落ち着きを取り戻した松山は大型選手が縦に突進。PKからも素早い攻撃でトライを生みます。しかしさぬきはよくつなぐ。短いパスを細かくつないでトライにつなげます。結果15-15の引き分け。徳島Bには両チーム勝利しましたが、総得点数で松山が上回り、決勝トーナメントに進みました。敗れはしましたが、小柄ながらよくつなぐさぬきのラグビーは見ていて応援したくなるものがありました。
Dリーグは北条ラグビースクール、高知ラグビースクールが対戦しました。高知が強力なランナーがトライし先制しますが、徐々に北条が力を出し、連続攻撃。逆転、そして突き放します。高知もキックを有効に使い1トライ差まで迫りますが、最後は北条がダメ押しトライをあげ20-10で北条の勝利。高知はスクール生の数が増えています。地元の協力もあるということですが、プレーの質も向上していて今後が楽しみになります。
さて午後からはトーナメント戦。ヒーローズカップ中四国大会への出場権をかけて4チームが戦います。カップトーナメント1回戦松山対鳴門は開始早々から鳴門が猛攻。攻め込むとPKから展開して先制。しかし松山もPKから大型選手が突っ込んで同点。鳴門も右オープンキックからチャンスをつかんでトライ。乱戦となってきましたが最終的には30-10で鳴門の勝利。徳島・脇町対北条は北条が先制するも徳島・脇町はきれいにBKにまわし、左にトライ、右にトライ。前半は15-10と徳島・脇町がわずかにリードするも後半はオフロードをうまく使って徳島・脇町が怒涛のトライラッシュ。40-15で徳島・脇町が勝利。決勝戦は徳島・脇町対鳴門。徳島・脇町がギャップを抜けていきなりトライ。鳴門もキックカウンターからつないでトライ。カットインしてトライ。徳島・脇町もチャージをうまく拾ったりサインプレーでトライし20-15で徳島・脇町リードで後半に入るが後半は一方的に徳島・脇町が攻め、勝負ありと思われてからなんと鳴門が3連続トライで同点。湧き上がる鳴門ベンチ。思わぬ展開に見ている方も驚きでしたが、最後は徳島・脇町が走り切り35-30で優勝しました。試合後大きな声でスタンドの保護者にお礼のあいさつをする徳島・脇町。グラウンドのベンチがあったところで堅く円陣を組む鳴門。対照的な両チームとなりました。鳴門はこの悔しさをきっと中四国大会にぶつけてくれることでしょう。中四国大会がかかる3位決定戦は北条の走力あるBKが松山を蹂躙。40-0で3位を決めました。
リーグ戦の中位で構成される交流戦はバランスの取れた高知が優勝。前述しましたが今後に期待です。高松の力強いランニングも印象的でした。
リーグ戦下位同士の試合は徳島Bが1位に。2試合とも8トライを取りました。
結果、中四国大会へは徳島・脇町の合同、鳴門、北条の3チーム。ヒーローズカップ大井中四国運営委員長から推薦状が手渡されました。決勝大会の横浜目指し頑張ってください。
四国ラグビースクール大会は参加10スクールで徳島県の徳島市立球技場にて行われました。この大会は幼児から小学校5.6年まで参加する大会ですが12月8日愛媛にて行われるヒーローズカップ中四国大会にはこの中の高学年の試合から3チームが進出することになります。1スクールで2チーム出すところもあり、11チームがA、B、C、Dの4リーグに分かれて10分2試合を戦い、1位が代表決定の決勝トーナメント戦10分ハーフの試合に臨みます。
この会場は平成5年に東四国国体を契機に設置されたところ。よく整備された芝生が美しい。徳島市から車で西に25分ほどの山間にあります。また、主催されるのが四国ラグビースクール協議会、徳島県ラグビーフットボール協会ということで岡田協議会会長、県の小林会長、中田副会長、元木理事長など多くの方がお見えになりました。
この日は小雨が降るものの暖かく、グラウンドコンディションもよく子どもたちは元気いっぱい楽しみました。
さて、試合の方はAリーグは鳴門ラグビースクール、小松少年ラグビースクール、高松ラグビー少年団が対戦しました。縦の攻撃に強さを見せる鳴門が2試合とも7トライをあげ、ノートライに抑えるという安定感を見せました。小松はつなごうという意識が感じられました。高松は力強いランニングを見せていました。
Bリーグは徳島ラグビースクールA・脇町ラグビースクールの合同チーム、宇摩ラグビースクール、北条ラグビースクールBが対戦しましたが徳島・脇町が宇摩に20-0、北条Bに35-0と快勝しました。例年徳島は体の大きな選手が縦に突破していましたが、今年は小柄ながらもスピードある展開でWTBを走らせるスタイルでした。宇摩はスクラムからブラインドにまわるなど、工夫が見られました。北条Bもよく粘っていましたが2試合ともトライをあげることができませんでした。
Cリーグはさぬきラグビースクール、松山ラグビースクール、徳島ラグビースクールBが対戦しましたがさぬき対松山は大接戦。開始から押され気味であったさぬきが自陣から走って先制。3分を過ぎて落ち着きを取り戻した松山は大型選手が縦に突進。PKからも素早い攻撃でトライを生みます。しかしさぬきはよくつなぐ。短いパスを細かくつないでトライにつなげます。結果15-15の引き分け。徳島Bには両チーム勝利しましたが、総得点数で松山が上回り、決勝トーナメントに進みました。敗れはしましたが、小柄ながらよくつなぐさぬきのラグビーは見ていて応援したくなるものがありました。
Dリーグは北条ラグビースクール、高知ラグビースクールが対戦しました。高知が強力なランナーがトライし先制しますが、徐々に北条が力を出し、連続攻撃。逆転、そして突き放します。高知もキックを有効に使い1トライ差まで迫りますが、最後は北条がダメ押しトライをあげ20-10で北条の勝利。高知はスクール生の数が増えています。地元の協力もあるということですが、プレーの質も向上していて今後が楽しみになります。
さて午後からはトーナメント戦。ヒーローズカップ中四国大会への出場権をかけて4チームが戦います。カップトーナメント1回戦松山対鳴門は開始早々から鳴門が猛攻。攻め込むとPKから展開して先制。しかし松山もPKから大型選手が突っ込んで同点。鳴門も右オープンキックからチャンスをつかんでトライ。乱戦となってきましたが最終的には30-10で鳴門の勝利。徳島・脇町対北条は北条が先制するも徳島・脇町はきれいにBKにまわし、左にトライ、右にトライ。前半は15-10と徳島・脇町がわずかにリードするも後半はオフロードをうまく使って徳島・脇町が怒涛のトライラッシュ。40-15で徳島・脇町が勝利。決勝戦は徳島・脇町対鳴門。徳島・脇町がギャップを抜けていきなりトライ。鳴門もキックカウンターからつないでトライ。カットインしてトライ。徳島・脇町もチャージをうまく拾ったりサインプレーでトライし20-15で徳島・脇町リードで後半に入るが後半は一方的に徳島・脇町が攻め、勝負ありと思われてからなんと鳴門が3連続トライで同点。湧き上がる鳴門ベンチ。思わぬ展開に見ている方も驚きでしたが、最後は徳島・脇町が走り切り35-30で優勝しました。試合後大きな声でスタンドの保護者にお礼のあいさつをする徳島・脇町。グラウンドのベンチがあったところで堅く円陣を組む鳴門。対照的な両チームとなりました。鳴門はこの悔しさをきっと中四国大会にぶつけてくれることでしょう。中四国大会がかかる3位決定戦は北条の走力あるBKが松山を蹂躙。40-0で3位を決めました。
リーグ戦の中位で構成される交流戦はバランスの取れた高知が優勝。前述しましたが今後に期待です。高松の力強いランニングも印象的でした。
リーグ戦下位同士の試合は徳島Bが1位に。2試合とも8トライを取りました。
結果、中四国大会へは徳島・脇町の合同、鳴門、北条の3チーム。ヒーローズカップ大井中四国運営委員長から推薦状が手渡されました。決勝大会の横浜目指し頑張ってください。