交野ラグビースクール

交野ラグビースクールOBのお父さんよりメールを頂いた。お父さんは中嶋孝さん72才大阪府立淀川工業高等学校のラグビー部OB、淀川工業には2年上の先輩に小藪修元日本代表監督(同志社大学、新日鉄釜石)が在籍し、監督長谷川茂雄先生に鍛え上げられたラグビー強豪校として、花園出場、近畿大会優勝、埼玉国体では3位と中嶋さんが在籍した間にも、淀川工業は好成績を上げている。中嶋さんは高校卒業と同時にラグビーから離れ、自分の息子たちにラグビーを託した。期待通り息子は交野ラグビースクールへ入り、中島さん自身も指導員となり6年間指導員を続け息子を鍛えた。その息子則文さんは交野中学へ進学、迷う事なくラグビー部に入部、中学1年担任の先生がラグビー部の監督、2年3年がラグビー部顧問とラグビーに縁のある中学時代を過ごす。そして孝さんの勧めもあり、父と同じ淀川工業高等学校へ進学、孝さんと淀川工業の同期でラグビー部キャプテンだった岡本博雄監督の下3年間ラグビーに没頭する。大学は岡本監督と同じ日本体育大学へ進学、フルバックとして活躍後、宮地克実監督(同志社大学、三洋電機)率いる三洋電機へ入社する。宮本勝文監督(同志社大学、三洋電機)率いる三洋が清宮克幸監督のサントリーを倒して日本選手権を征した後、2011年三洋はパナソニックと合併、チーム名もパナソニックとなる。そのパナソニックとなった初代ラグビー部監督となるのが中嶋則文さんだ。2014年には堀江翔太キャプテン、SH田中史朗擁するパナソニックがまたもやサントリーから勝利3年振りの優勝を果たす。親子2代に渡るラグビー物語もラグビースクールが起点となる、今ラグビースクール生は自宅で静かに時を過ごしている、一時も早く芝のグランドを駆け回るラグビースクール生を見たいものだ。

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