ラグビーキッズ特派員報告

2025年5月18日(日)、滋賀県希望ヶ丘文化公園芝生広場、球技場・陸上競技場にて昨年に引き続きダイフクヒーローズフレンドシップラグビーフェスティバルが滋賀県ラグビー協会はじめ、地元の企業、団体など多くの方の協力を得て盛大に行うことができました。
希望ヶ丘は交通の便もよく、近畿地方だけでなく三重や、愛知、長野からも参加がありました。24スクールから48チームを構成、96試合を行いました。子どもの参加は550人、保護者の方も500人の参加を見ました。
当日の天気予報はずいぶん前から雨で主催者もチームも雨対策をしていたのですが、湿気が多いものの晴れ。皆さんの行いが、、、なんてよく言いますがこれまでの予報からすればまさに奇跡的に晴れました。気温は25度を超える夏日。しかし子どもたちは試合にイベントに一日中楽しんでくれたことと思われます。
午前中は芝生広場、球技場、陸上競技場の3会場6面のグラウンドで45試合が行われました。
全選手が「プレータイムを等しくして」という方針ですので子どもたちもみんな同じ時間試合を楽しみました。
お昼休みの30分間はチーム対抗1on1が行われ子どもたちはもちろん、保護者やコーチの大声援の中、巧みなステップで相手をかわすとさらに大声援を受けていました。結果はシャトルズラグビークラブ刈谷が優勝。参加22チームの1on1の覇者となりました。NPO法人ヒーローズ西尾会長から大きなお菓子のお土産をもらって大喜び。
昨年に続き今回も保護者の方が多く、芝生広場には余裕のスペースに多くのテントが張られ、大きな声援を送られていたのが印象的でした。
ヒーローズカップ髙岡レフリー委員長のレフリー講習会では基本的なランニングコースやジェスチャーの話を聞くことができました。
午後からも3つのグラウンドで48試合が行われました。また、すべての試合が終わった後、今年度滋賀県で開催される「わたSHIGA輝く国スポ」のラグビーセブンス成年滋賀代表がなんと1on1の優勝チームシャトルズラグビークラブ刈谷とエキシビションマッチを行いました。力強く変化の一歩が大きいのでシャトルズはタグを取るどころか触れることもできませんでしたが、後半にはタグを取るシーンも出てきて囲む観衆の喝采を浴びていました。その後は各スクールの代表が出てチームを作り、フルコートでタッチフットボールを楽しみました。大会を盛り上げていただいたセブンス成年滋賀代表に感謝。今秋の本大会、頑張ってください。滋賀県でも国スポ啓発ブースを設置、缶バッジ、パンフレットなどを配布するなどPRをされていました。
キッチンカーも、ピザーラ、おぎひろ家、平和堂さんが出され、来場者のおなかを満たしてくれました。YouTubeで活動されているラグビークエストもブースを出されてました。
大人気の屋外でのイベントは芝生斜面を利用して行われました。最初のころは、まだ、試合に出ることができない幼児が参加していましたが試合がひと段落着くと選手たちも続々と参加。モルック輪投げ、ダウン5m走、握力測定、ストップウオッチ10秒ぴったりチャレンジ、ラグビーボールホールインワン、射的。参加者にはお菓子が配られ、いずれのコーナーにも子どもたちが並んでいて盛況でした。
さてこの大会にはワールドカップにも行かれていますプロカメラマンのイワモト アキト氏が子どもたちの姿を撮影しすぐにプリント、フェスティバル終了時に現物をさしあげるということをしていただきました。強い風が吹く中、テープで押さえた展示品が飛んでしまうなどちょっとしたトラブルもありましたが、さすがと思わせる素晴らしい作品で見に来られた保護者も感嘆されていました。子どもたちのいい思い出になったことと思います。
このように成功裡に開催できましたのも、とにかく地元スクールの全面的な協力があってのこと。3会場に分かれ、本部からは二つのグラウンドが見えませんでしたが、各分担でしっかり役割をこなしていただいてスムースに運営ができました。前日からの準備、当日も早朝から準備していただいて支えていただいたことに感謝したいと思います。
次回ラグビーフェスティバルは7月5日(土)岡山県倉敷市で行われます。その後、東北岩手八幡平、9月中旬には長野県菅平で行われます。お楽しみください。

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