【インタビュー】社会で活躍するラガーマン TBSテレビ代表取締役社長佐々木卓様〜その4〜


佐々木卓様からのメッセージ


村上 最後に改めて、ラグビーの魅力について、佐々木さんの考え方を聞かせてください。

佐々木 僕は、ラグビーは子供のころから始めたほうが良いと思います。自然にラグビーの楽しさを身に着けるのが大事だと思っているからです。寝転がって地面と友達になり、ボールに反応することを楽しむ。もうひとつ、これは皆さんに言いたいのですが、大人になる過程でラグビーをすること、特に高校でラグビーをやることも大事です。高校の前にやめてほしくない。子供の時にやるのは、情操教育には良いし、自然に対する優しさ、人の痛みを知るといったことに役立ちます。高校以上でやれば社会性が身に着きます。大切なのは、大人の目線でラグビーを感じ取ることなんです。社会ではみんなと協調しながら生きていくことが大事です。生涯通じる自分のスタンスを教えてくれるのが高校ラグビーだし、ラグビーの魅力だと思っています。

 

~完

 

【プロフィール】

東京都出身。早稲田大学法学部卒。

1982年、東京放送(現 TBSテレビ)入社。

北京支局長、「筑紫哲也ニュース23」プロデューサー、編成局編成部長、

経理局長、グループ経営企画局長、編成局長などを経て、2015年TBSテレビ取締役。

2016年常務取締役、2017年専務取締役。2018年6月から

TBSテレビ代表取締役社長、東京放送ホールディングス代表取締役社長。一般社団法人日本民間放送連盟副会長。60歳

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