ヒーローズカップ決勝大会試合組み合わせが決まりました

1月8日夕方5時からオンラインにおいて第16回大樹生命ヒーローズカップ決勝大会に出場する代表者会議が開催されました。会議最後に行われた試合組み合わせ抽選において1月27日(土)に行われる1日目の試合相手が決まりました。今回の決勝大会では2日目に行われる試合組み合わせが自動的に決まるため緊張感も例年にない高まりを見せていました。抽選の方法はまずは抽選の順番を決める抽選を行い、次にAグループ、Bグループの2つのグループに分ける抽選が行われました。このA、Bに分ける抽選は地域性を考慮して例えば2つの代表が出場する東海北陸のチームはAかBに入ることになります。3回目の抽選で本抽選となり1つの山4チームが決まります。その結果Aブロックに九州地区代表福岡県のかしいヤングラガーズ、関東代表東京都の江東ラグビークラブ、東北代表青森県の八戸少年ラグビースクール、関西代表大阪府の東大阪KINDAIクラブラグビースクールの4チームが決まりました。九州、関東、東北、関西と地域がバランスよく入りました。第1試合から目が離せない対戦組み合わせとなりました。江東は1月末にピークを持って来る練習方法が上手です、かしいの正攻法がどこまで通じるか。東大阪はドコモカップ、関西大会と調子を上げて来ています、冬のシーズンで苦労する八戸がどこまで食い下がるか東北魂を見せるか。この4チームで1位になるのは至難の業です。Bブロックの4チームは関西代表奈良県のやまのべラグビー教室、関東代表神奈川県相模原ラグビースクール、東海北陸代表長野県伊賀良ラグビースクール、関東代表神奈川県鎌倉ラグビースクールです。ここには神奈川県のチームが重なりました。奈良県勢として初めて決勝大会に進出してきたやまのべが今年のチームにスクール皆の期待がかかる相模原に挑みます。伊賀良は決勝大会の常連ですが鎌倉はディフェンディングチャンピオン、簡単には勝たせてくれません。このブロックの1位が2日目のカップトーナメントに大きく影響するでしょう。Dブロックは北海道代表札幌ラグビースクール、関東代表群馬県の高崎ラグビークラブ、九州代表福岡県中鶴ラグビースクール、関東代表神奈川県横浜ラグビースクールの4チームです。このDブロックの1番目のチームのキャプテンが開会式で選手宣誓をすることに決まっていました。前回の選手宣誓を担当したのは北海道代表の札幌山の手ラグビースクールでしたが今回も北海道代表チームが選手宣誓を担います。このブロックは関東代表ではありますが群馬県と神奈川県、そして北海道と九州のチームとなりました。札幌、高崎の試合は好勝負が期待できます。中鶴、横浜は高校ラグビーの決勝と同じ福岡県と神奈川県の試合となりました。高校と同じく5:8と言う好勝負が再現されるかもしれません。1日目の試合で2勝したチームが各ブロック1位となり2日目のカップトーナメント(1位4チーム)に進出します。Aブロックの1位ーBブロック1位、Cブロックの1位ーDブロック1位となります。その勝者が日本一を決める決勝戦に進出することになります。代表者会議の冒頭にヒーローズカップコミッショナーの深尾敦氏は「ヒーローズカップは優勝を目標とするが目的でない。小学生が勝ったり負けたりする体験を通して、悔しさやうれしさを感じ思いやる心が育まれ成長していくことを目的とする。」NPOヒーローズがヒーローズカップの意義として掲げる「言葉」を述べました。山田章仁バイスコミッショナーも勝利以外の大事なものを選手には持って帰って欲しいと言っています。ヒーローズカップ出場選手のさらなる成長を見守ります。

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