ラグビーキッズ特派員レポート

第13回富士フイルムビジネスイノベーション　海老名市ガールズ・ラグビーフェスティバル（小学生の部）は2025年4月27日（日）海老名市運動公園陸上競技場、海老名市中野公園人工芝グラウンドで行われました。主催は海老名市ラグビーフットボール協会ですが、NPO法人ヒーローズが共催として運営に携わりました。
大会が行われた4月27日は晴れ。昨年は熱中症が出るかと思われた気温でしたが今年は気温も22℃。湿度も低くそよ風が吹くさわやかな一日となりました。遠くにはまだ雪が残る富士山が見えます。
第一回大会が行われたのは2012年。小学生と中学生のみ123人で始まりましたがコロナ禍で中止が一度あったものの順調に参加者数が増えてきました。今年の参加者は高校生が98人、中学生197人、小学生213人と計508人の大きな大会となりました。参加地域も当初は地元神奈川、東京、埼玉の3県からでしたが現在は関東一円の1都8県に加え、新潟、宮城、福島からの参加もありました。また、今回はオーストラリアからラプターズを招待し37人の選手が参加してくれました。
NPO法人ヒーローズが任された小学生の試合はラプターズを加えて225名の参加となりました。5.6年生が8チーム＋ラプターズ、3.4年生が7チームで2～3試合行いました。女子同士の熱戦。男子がいないことでのびのびと？プレーを楽しんでいました。ラプターズとの試合は中学生高校生については対等以上の戦績でしたが小学生は体の大きさに歴然たる差があり普段接しているコーチ以上の体格のいい選手もいて体重が3～4倍の選手が突進してくるとなかなか止めることは難しい。いずれも大差でラプターズが勝利しました。しかし最後の試合では連続攻撃から右に飛び込んでまさしく一矢報い、大きな拍手を受けていました。前日の歓迎会ではぎこちなかった両チームですが出し物やゲームで次第に打ち解け、写真を撮ったりハグしたりする姿が見られました。この年代で国際交流ができたことは今後の人生においても大きな影響があると思います。
この大会が刺激となり将来日本女子代表となりオリンピック、セブンス、ワールドカップで活躍することは間違いないことだと思います。
カメラマンのイワモトアキトさんが撮影してくれた写真が掲示され、写っていた人には無料で提供されて喜んでもらえたと思います。
閉会式では各チームの敢闘賞が発表され、大きな拍手を受けていました。また、最後には一人一人がスポンサーから袋いっぱいのお土産をもらって大満足。
楽しい一日を過ごせたのも主催の海老名ラグビーフットボール協会の皆さんのおかげです。感謝。また、富士フィルムビジネスイノベーション株式会社はじめ協賛していただいたおおくの企業、団体のおかげです。本当にありがとうございました。