【インタビュー】社会で活躍するラガーマン 大正製薬ホールディングス社長上原明様~その4~

村上  最後に子供たちの保護者のみなさんにメッセージをいただけますか。

上原  人間は一人では生活できません。みんなでチームを作って、社会の一人としてやっていかなくてはいけない。その中で、一人一人の役目があり、それを担い、責任を持つことによって、社会は構成されると思います。ラグビーを通じて、自分の立ち位置を見つけ、自分を律し、仲間を信じ、ひとつの目標に向かって協力する。こうした精神が培われる機会は貴重です。子供の数が少なくなっている現在、ラグビーを通じて、自分の立ち位置を知り、それをみんなが認めてくれる尊さを知る。そんな経験をしていただければと思っています。

~完

上原明様

《略歴》

昭和41年 慶応義塾大学経済学部卒業
昭和52年 大正製薬株式会社 入社
昭和57年 代表取締役社長 就任
平成24年 代表取締役会長 就任
平成25年 大正製薬ホールディングス株式会社代表取締役社長 就任
平成27年 大正製薬株式会社取締役会長 就任

成蹊学園 理事・評議員 慶応義塾 理事・評議員 城西大学 理事長

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