「3つのモットーで、明日のプレーヤーを育てる」
愛知県豊田市で活動する豊田ラグビースクールは、トヨタ自動車ラグビー部OBの有志によって、1977年に設立されました。以降、トヨタスポーツセンター、豊田市川田公園ラグビー場で練習し、ラグビー部OBやラグビー愛好家が指導員となって、3つのモットー(1. あいさつができ、元気に⾛れるようになろう! 2. ⼤⼈の話をしっかり聞けるようになろう! 3. 多くの友達ができるようになろう!)を軸に未来に羽ばたく選手たちを育んでいます。どんな活動をしているのか、豊田ラグビースクール事務局の山崎弘樹さんにお話を伺いました。(2023年1月取材)
姫野和樹選手ら現役との交流も
恵まれた環境でスクール生も増加
村上 山崎さんはいつ頃からこのスクールに関わっていますか。
山崎 10年ほど前です。もともと豊田RSはトヨタ自動車ラグビー部(現トヨタヴェルブリッツ)のグラウンドで練習していました。息子が幼稚園の頃に入団することになり、指導員として関わるようになりました。指導員のうちの3分の1はラグビー部OBです。私が関わり始めた頃も、元日本代表WTBのロペティ・オトさん、現在の校長の横田俊光さんが指導されていました。ヴェルブリッツの下部組織ではなく独立した団体ですが、ユニフォームも似ていますし、近い存在ではありますね。
村上 スクールの子どもたちと現役選手が関わる機会はありますか。
山崎 ヴェルブリッツが練習するトヨタスポーツセンターのグラウンドで練習することもあるので、時間が空いた選手が来てくれることはあります。姫野和樹選手、福田健太選手、高橋汰地選手が顔を出してくれることもありますよ。
村上 指導方針の3つのモットーは創部当初からあるのですか。
山崎 あります。今もあいさつは大切にしていますし、ウォーミングアップのときは声を合わせて走り、コーチ陣が説明しているときは、目を見て話を聞くようにうながしています。また、一緒に走っているときに仲間が遅れたら応援するなど、一体感の醸成にも気を付けています。
村上 カテゴリーはどのように分けて練習しているのですか。
山崎 幼児、小学1年生、2年生、3・4年生、5・6年生、中学生という分け方です。各学年とも約20名いるのですが、低学年については、できるだけ多くの目で指導したいと考えています。
村上 生徒数は約230名ということで、かなり多いですね。
山崎 2015年のラグビーワールドカップ(RWC)での日本代表が南アフリカ代表に勝ったことで増えました。一時期は全部で50名ほどのときもありましたが、いまでは中学生だけで60名くらいいます。2019年のRWCでも増えましたから、2023年大会のあとも波が来るだろうと期待しています。
村上 日本代表の活躍が一番の普及策なのですね。
山崎 そうです。あとは保護者の皆さんの口コミなどで広まっています。ヴェルブリッツと近い環境にいることも大きいと思います。他県から車で1時間半ほどかけて通っている子もいます。体験会に来て、とても良い環境だと感じてくれたようです。芝生でプレーできることと、ヴェルブリッツのOBが指導員にいるので、レベルの高い指導を受けられると感じてくださっているようです。
村上 スキル練習などもめ細かく実施しているのですか。
山崎 上の学年になれば、ハンドリング、キック、ブレイクダウンで、それぞれの担当コーチが指導します。2、3年前から小学5、6年生のコーチが週一回のミーティングを行うようになり、練習の課題やメンバー編成などについて話し合っています。子どもたち、親、コーチがうまく連携をとりながら練習できていると思います。
村上 5、6年生のコーチにもヴェルブリッツのOBがいらっしゃるのですか。
山崎 志村知宏、八役大治、槇原航太、岡本宗太の4人がいます。志村がヘッドコーチを務めています。
できるだけ試合をしてラグビーを楽しむ
加えて、愛されるラグビースクールに
村上 目標にしている大会などはありますか。
山崎 全国大会(ヒーローズカップ)での優勝と、毎年3月にあるヴェルブリッツカップ(愛知県内の全スクールの6年生大会)で勝つのが目標です。
村上 そうした大会には全員で出場できるのですか。
山崎 ほぼ毎週のように試合を組んでいて、そこでメンバー選考をして出場メンバーを固めます。試合をしなければ子どもたちもラグビーが楽しめないので、Bチーム、Cチームを作ってみんなで試合ができるようにしています。
村上 優勝を争う大会とは別に、愛知県スクール交歓会というのもあるようですね。
山崎 勝ち負けに関係なく交流試合をします。勝ちを求めるのはヒーローズカップ、ヴェルブリッツカップと分けて取り組んでいます。
村上 チャンピオンシップで熱くなりすぎる保護者はいませんか。
山崎 保護者だけではなく、選手もコーチもそうなりがちです。保護者の言動、コーチ陣の言葉については熱くなりすぎれば指摘しています。そして、試合に出られない子をサポートすることも忘れないようにしています。
村上 豊田RS独自の取り組みはありますか。
山崎 地域の人たちにも応援していただいていて、豊田市の川田公園ラグビー場も頻繁に使わせていただいています。ヒーローズカップ決勝大会に出場するということで、豊田市長に表敬訪問したのですが、その後、普段の練習を市長が見学に来てくださって激励していただきました。また、毎年12月には冬の交通安全運動時に、豊田警察署、豊田市役所の協力のもと、交通安全立哨を実施しています。そうした地域とのつながりも大切にしていますし、ラグビーだけではなく、子どもたちが人前に出ていく機会も大事だと思っています。
村上 ラグビー以外のイベントで子どもたちが楽しみにしているものはありますか。
山崎 年に一回ですが、保護者の皆さんにも参加してもらって運動会を開催しています。リレー、綱引きのような運動会の定番の種目に加えて、ハイパントキャッチなどラグビーらしいゲームもします。これは盛り上がりますよ。
村上 卒業生の出世頭は誰になります。
山崎 クボタスピアーズ船橋・東京ベイに入ったオトジョシュア輝恵はロペティ・オトさんの息子で卒業生です。昨シーズンの早稲田大学のLO桑田陽介、今の明治大学のFL福田大晟も卒業生です。生徒数が増えてきたのが最近なので、これから増えてくると思います。
村上 中学の部を卒業し、高校で続ける選手の割合はどれくらいですか。
山崎 20人いたら15人は続けますね。強い高校にも進んでいます。愛知県の中部大学春日丘、他府県では、御所実業、日本航空石川、岡谷工業、京都成章など、いろいろな高校に行っていますね。
村上 長らく指導に関わっていて印象的なことはありましたか。
山崎 病気になった子に、子どもたちが自主的にメッセージ動画を作って送っているのは嬉しかったです。高校のラグビー部で活躍する子たちがよく顔を出してくれて子どもたちの目標になっていて、いい感じで回っている気がします。スクール生たちには栄養面の指導もしていますので、一般の中学生に比べて体が大きくなりますし、ハキハキと物を言うようになりますね。
村上 ラグビーが子どもたちに与える影響をどう感じますか。
山崎 ラグビーはチームとは関係なく、友達が多くできるスポーツだと思います。愛知県内のスクールと何度も交流しますが、そこで顔と名前が一致し、愛知県中学選抜で一緒にプレーし、高校でチームメイトになるなど、さらに交流を深める。それはとても良いことだと思います。いまはスマホを持っている子も多いですから、「うちの小学校でこんなことあったんだ」と情報交換もしているようですよ。
村上 山崎さんが豊田RSに関わる原動力は何ですか。
山崎 他の指導員も一緒だと思いますが、子どもたちの笑顔と悔し涙。これが最高のご褒美です。喜んでいる顔を見ると嬉しくなるし、泣いているのを見ると、僕らももっと頑張ろうと思います。ヒーローズカップの決勝大会行きを決めたときは泣きそうになりました。これはなかなか経験できないことですよね。
村上 今後の目標を聞かせてください。
山崎 ヒーローズカップで全国制覇、ヴェルブリッツカップで優勝するという目標はブレません。加えて、みんなから愛されるスクールになりたいです。交通安全運動以外にも清掃活動や、地域の困りごとを解決するなど、地域に密着した活動もしていきたいですね。
ラグビースクールインタビューアンケート
1、ラグビースクールの名前
豊田ラグビースクール
2、シンボル・ユニフォーム・エンブレム等
3、代表者名
横田 俊光(ヨコタ トシミツ)
4、住所・連絡先・担当者等入校希望者や問合せ先
toyota.rugby.school@gmail.com
5、活動場所・練習場所
豊田市川田公園ラグビー場(〒471-0017 愛知県豊田市寺部町1丁目36)
トヨタスポーツセンター(〒470-0344 愛知県豊⽥市保見町井ノ向57-230)
6、練習場所は天然芝、人工芝、土等
川田公園は天然芝、トヨタスポーツセンターは天然芝/人工芝
7、活動時間、スケジュール、年間スケジュール等
小学4年生以下;毎週日曜日 9時~11時
小学5.6年+中学生;毎週土曜日 9時~12時、毎週日曜日 13時~16時
4月;開校式
10月;三河リーグ(岡崎RS、刈谷RS、豊橋RS、豊田RSのリーグ戦)
11月;愛知県スクール交歓会
3月;ヴェルブリッツカップ(愛知県内の全スクール小学6年の卒業試合)
その他は県内外のスクールと交流試合
8、入会費・会費・用具費用等、活動に必要なもの
入会費・年会費込みで12000円(22年度)(スポーツ傷害保険料と日本ラグビーフットボール協会登録費を含みます)
スクールウェア;ユニフォーム申込書.pdf (toyota-rugbyschool.com)
9、生徒人数・女子選手の構成比等・外国人対応等
約230名(多少の増減あり)
内女子12名(全体の5%)
10、コーチ人数、氏名、経歴等
40人(ヴェルブリッツOB、スクールOB、ラグビー経験者の保護者)
11、モットー・大事にしている事・理念
1. あいさつができ、元気に⾛れるようになろう!
2. ⼤⼈の話をしっかり聞けるようになろう!
3. 多くの友達ができるようになろう!
3つをモットーに 明⽇のプレイヤーを育んでいます。
12、歴史・活動実績
1977年設立
トヨタ⾃動⾞ラグビー部OBのラグビーをこよなく愛する先輩により発⾜され、
ラグビー部OBとラグビー愛好家を指導員としています。
13、OB・輩出トップリーガー
ヴァティリアイ・ツイドラキ(トヨタヴェルブリッツ)
14、指導方針・教育方針
前述設問11に準ずる
15、校歌等
なし
16、ラグビー以外の行事
毎年12月の冬の交通安全運動時に豊田警察署、豊田市役所の協力のもと、交通安全立哨を実施。
17、他の習い事との掛け持ちが可能か・何人いるか
掛け持ち可能(人数は把握していない)
18、保護者の活動への参加・サポート
急激な生徒の増加により、ラグビー経験者や医療・看護関係の保護者さんより
スクールスタッフの協力を得ている。
19、クラブハウスあれば
なし
20、どんなスクールを目指すか(将来像)
スクールの活動を通じて選手の育成、ラグビーファン獲得、ラグビーフットボールの普及に貢献して行きたい。
21、生徒にどんな大人になって欲しいか(教育観)
前述設問11に準ずる
22、交流する他のラグビースクール
愛知県内のスクール、岐阜県、三重県、静岡県、長野県中心。
23、交流するラグビー団体(学校・協会・トップリーグ等)
愛知県ラグビーフットボール協会
豊田市ラグビーフットボール協会
トヨタヴェルブリッツ
24、Instagramアドレス
https://www.instagram.com/toyotarsc/
愛知県豊田市で活動する豊田ラグビースクールは、トヨタ自動車ラグビー部OBの有志によって、1977年に設立されました。以降、トヨタスポーツセンター、豊田市川田公園ラグビー場で練習し、ラグビー部OBやラグビー愛好家が指導員となって、3つのモットー(1. あいさつができ、元気に⾛れるようになろう! 2. ⼤⼈の話をしっかり聞けるようになろう! 3. 多くの友達ができるようになろう!)を軸に未来に羽ばたく選手たちを育んでいます。どんな活動をしているのか、豊田ラグビースクール事務局の山崎弘樹さんにお話を伺いました。(2023年1月取材)
姫野和樹選手ら現役との交流も
恵まれた環境でスクール生も増加
村上 山崎さんはいつ頃からこのスクールに関わっていますか。
山崎 10年ほど前です。もともと豊田RSはトヨタ自動車ラグビー部(現トヨタヴェルブリッツ)のグラウンドで練習していました。息子が幼稚園の頃に入団することになり、指導員として関わるようになりました。指導員のうちの3分の1はラグビー部OBです。私が関わり始めた頃も、元日本代表WTBのロペティ・オトさん、現在の校長の横田俊光さんが指導されていました。ヴェルブリッツの下部組織ではなく独立した団体ですが、ユニフォームも似ていますし、近い存在ではありますね。
村上 スクールの子どもたちと現役選手が関わる機会はありますか。
山崎 ヴェルブリッツが練習するトヨタスポーツセンターのグラウンドで練習することもあるので、時間が空いた選手が来てくれることはあります。姫野和樹選手、福田健太選手、高橋汰地選手が顔を出してくれることもありますよ。
村上 指導方針の3つのモットーは創部当初からあるのですか。
山崎 あります。今もあいさつは大切にしていますし、ウォーミングアップのときは声を合わせて走り、コーチ陣が説明しているときは、目を見て話を聞くようにうながしています。また、一緒に走っているときに仲間が遅れたら応援するなど、一体感の醸成にも気を付けています。
村上 カテゴリーはどのように分けて練習しているのですか。
山崎 幼児、小学1年生、2年生、3・4年生、5・6年生、中学生という分け方です。各学年とも約20名いるのですが、低学年については、できるだけ多くの目で指導したいと考えています。
村上 生徒数は約230名ということで、かなり多いですね。
山崎 2015年のラグビーワールドカップ(RWC)での日本代表が南アフリカ代表に勝ったことで増えました。一時期は全部で50名ほどのときもありましたが、いまでは中学生だけで60名くらいいます。2019年のRWCでも増えましたから、2023年大会のあとも波が来るだろうと期待しています。
村上 日本代表の活躍が一番の普及策なのですね。
山崎 そうです。あとは保護者の皆さんの口コミなどで広まっています。ヴェルブリッツと近い環境にいることも大きいと思います。他県から車で1時間半ほどかけて通っている子もいます。体験会に来て、とても良い環境だと感じてくれたようです。芝生でプレーできることと、ヴェルブリッツのOBが指導員にいるので、レベルの高い指導を受けられると感じてくださっているようです。
村上 スキル練習などもめ細かく実施しているのですか。
山崎 上の学年になれば、ハンドリング、キック、ブレイクダウンで、それぞれの担当コーチが指導します。2、3年前から小学5、6年生のコーチが週一回のミーティングを行うようになり、練習の課題やメンバー編成などについて話し合っています。子どもたち、親、コーチがうまく連携をとりながら練習できていると思います。
村上 5、6年生のコーチにもヴェルブリッツのOBがいらっしゃるのですか。
山崎 志村知宏、八役大治、槇原航太、岡本宗太の4人がいます。志村がヘッドコーチを務めています。
できるだけ試合をしてラグビーを楽しむ
加えて、愛されるラグビースクールに
村上 目標にしている大会などはありますか。
山崎 全国大会(ヒーローズカップ)での優勝と、毎年3月にあるヴェルブリッツカップ(愛知県内の全スクールの6年生大会)で勝つのが目標です。
村上 そうした大会には全員で出場できるのですか。
山崎 ほぼ毎週のように試合を組んでいて、そこでメンバー選考をして出場メンバーを固めます。試合をしなければ子どもたちもラグビーが楽しめないので、Bチーム、Cチームを作ってみんなで試合ができるようにしています。
村上 優勝を争う大会とは別に、愛知県スクール交歓会というのもあるようですね。
山崎 勝ち負けに関係なく交流試合をします。勝ちを求めるのはヒーローズカップ、ヴェルブリッツカップと分けて取り組んでいます。
村上 チャンピオンシップで熱くなりすぎる保護者はいませんか。
山崎 保護者だけではなく、選手もコーチもそうなりがちです。保護者の言動、コーチ陣の言葉については熱くなりすぎれば指摘しています。そして、試合に出られない子をサポートすることも忘れないようにしています。
村上 豊田RS独自の取り組みはありますか。
山崎 地域の人たちにも応援していただいていて、豊田市の川田公園ラグビー場も頻繁に使わせていただいています。ヒーローズカップ決勝大会に出場するということで、豊田市長に表敬訪問したのですが、その後、普段の練習を市長が見学に来てくださって激励していただきました。また、毎年12月には冬の交通安全運動時に、豊田警察署、豊田市役所の協力のもと、交通安全立哨を実施しています。そうした地域とのつながりも大切にしていますし、ラグビーだけではなく、子どもたちが人前に出ていく機会も大事だと思っています。
村上 ラグビー以外のイベントで子どもたちが楽しみにしているものはありますか。
山崎 年に一回ですが、保護者の皆さんにも参加してもらって運動会を開催しています。リレー、綱引きのような運動会の定番の種目に加えて、ハイパントキャッチなどラグビーらしいゲームもします。これは盛り上がりますよ。
村上 卒業生の出世頭は誰になります。
山崎 クボタスピアーズ船橋・東京ベイに入ったオトジョシュア輝恵はロペティ・オトさんの息子で卒業生です。昨シーズンの早稲田大学のLO桑田陽介、今の明治大学のFL福田大晟も卒業生です。生徒数が増えてきたのが最近なので、これから増えてくると思います。
村上 中学の部を卒業し、高校で続ける選手の割合はどれくらいですか。
山崎 20人いたら15人は続けますね。強い高校にも進んでいます。愛知県の中部大学春日丘、他府県では、御所実業、日本航空石川、岡谷工業、京都成章など、いろいろな高校に行っていますね。
村上 長らく指導に関わっていて印象的なことはありましたか。
山崎 病気になった子に、子どもたちが自主的にメッセージ動画を作って送っているのは嬉しかったです。高校のラグビー部で活躍する子たちがよく顔を出してくれて子どもたちの目標になっていて、いい感じで回っている気がします。スクール生たちには栄養面の指導もしていますので、一般の中学生に比べて体が大きくなりますし、ハキハキと物を言うようになりますね。
村上 ラグビーが子どもたちに与える影響をどう感じますか。
山崎 ラグビーはチームとは関係なく、友達が多くできるスポーツだと思います。愛知県内のスクールと何度も交流しますが、そこで顔と名前が一致し、愛知県中学選抜で一緒にプレーし、高校でチームメイトになるなど、さらに交流を深める。それはとても良いことだと思います。いまはスマホを持っている子も多いですから、「うちの小学校でこんなことあったんだ」と情報交換もしているようですよ。
村上 山崎さんが豊田RSに関わる原動力は何ですか。
山崎 他の指導員も一緒だと思いますが、子どもたちの笑顔と悔し涙。これが最高のご褒美です。喜んでいる顔を見ると嬉しくなるし、泣いているのを見ると、僕らももっと頑張ろうと思います。ヒーローズカップの決勝大会行きを決めたときは泣きそうになりました。これはなかなか経験できないことですよね。
村上 今後の目標を聞かせてください。
山崎 ヒーローズカップで全国制覇、ヴェルブリッツカップで優勝するという目標はブレません。加えて、みんなから愛されるスクールになりたいです。交通安全運動以外にも清掃活動や、地域の困りごとを解決するなど、地域に密着した活動もしていきたいですね。
ラグビースクールインタビューアンケート
1、ラグビースクールの名前
豊田ラグビースクール
2、シンボル・ユニフォーム・エンブレム等
3、代表者名
横田 俊光(ヨコタ トシミツ)
4、住所・連絡先・担当者等入校希望者や問合せ先
toyota.rugby.school@gmail.com
5、活動場所・練習場所
豊田市川田公園ラグビー場(〒471-0017 愛知県豊田市寺部町1丁目36)
トヨタスポーツセンター(〒470-0344 愛知県豊⽥市保見町井ノ向57-230)
6、練習場所は天然芝、人工芝、土等
川田公園は天然芝、トヨタスポーツセンターは天然芝/人工芝
7、活動時間、スケジュール、年間スケジュール等
小学4年生以下;毎週日曜日 9時~11時
小学5.6年+中学生;毎週土曜日 9時~12時、毎週日曜日 13時~16時
4月;開校式
10月;三河リーグ(岡崎RS、刈谷RS、豊橋RS、豊田RSのリーグ戦)
11月;愛知県スクール交歓会
3月;ヴェルブリッツカップ(愛知県内の全スクール小学6年の卒業試合)
その他は県内外のスクールと交流試合
8、入会費・会費・用具費用等、活動に必要なもの
入会費・年会費込みで12000円(22年度)(スポーツ傷害保険料と日本ラグビーフットボール協会登録費を含みます)
スクールウェア;ユニフォーム申込書.pdf (toyota-rugbyschool.com)
9、生徒人数・女子選手の構成比等・外国人対応等
約230名(多少の増減あり)
内女子12名(全体の5%)
10、コーチ人数、氏名、経歴等
40人(ヴェルブリッツOB、スクールOB、ラグビー経験者の保護者)
11、モットー・大事にしている事・理念
1. あいさつができ、元気に⾛れるようになろう!
2. ⼤⼈の話をしっかり聞けるようになろう!
3. 多くの友達ができるようになろう!
3つをモットーに 明⽇のプレイヤーを育んでいます。
12、歴史・活動実績
1977年設立
トヨタ⾃動⾞ラグビー部OBのラグビーをこよなく愛する先輩により発⾜され、
ラグビー部OBとラグビー愛好家を指導員としています。
13、OB・輩出トップリーガー
ヴァティリアイ・ツイドラキ(トヨタヴェルブリッツ)
14、指導方針・教育方針
前述設問11に準ずる
15、校歌等
なし
16、ラグビー以外の行事
毎年12月の冬の交通安全運動時に豊田警察署、豊田市役所の協力のもと、交通安全立哨を実施。
17、他の習い事との掛け持ちが可能か・何人いるか
掛け持ち可能(人数は把握していない)
18、保護者の活動への参加・サポート
急激な生徒の増加により、ラグビー経験者や医療・看護関係の保護者さんより
スクールスタッフの協力を得ている。
19、クラブハウスあれば
なし
20、どんなスクールを目指すか(将来像)
スクールの活動を通じて選手の育成、ラグビーファン獲得、ラグビーフットボールの普及に貢献して行きたい。
21、生徒にどんな大人になって欲しいか(教育観)
前述設問11に準ずる
22、交流する他のラグビースクール
愛知県内のスクール、岐阜県、三重県、静岡県、長野県中心。
23、交流するラグビー団体(学校・協会・トップリーグ等)
愛知県ラグビーフットボール協会
豊田市ラグビーフットボール協会
トヨタヴェルブリッツ
24、Instagramアドレス
https://www.instagram.com/toyotarsc/